ファーム・アニマル・サンクチュアリ
今日は、動物たちのエシカルライフについて一緒に考えてみませんか?
動物で利益を作らない、動物たちの居場所があります!
[目次]
1. ファーム・アニマル・サンクチュアリ
2. オープンセサミに行ってきた!
3. まとめ
1. ファーム・アニマル・サンクチュアリ
突然ですが、
ファーム・アニマル・サンクチュアリってご存知ですか?
ファーム・アニマル・サンクチュアリとは、家畜と呼ばれている動物たちに居場所を提供し、人的な目的・利用をされずに、動物たちがのびのびと暮らせる場所です。
飼育場や屠殺場から逃げ出した動物や、病気や怪我などで人的な利用の価値がなくなって放り出された動物、災害や閉業などで取り残された動物などが、ファーム・アニマル・サンクチュアリにいます。
犬や猫などの保護は、保護をし、保護施設以外の環境でも生活できるような健康状態であると譲渡していきますが、ファーム・アニマル・サンクチュアリは余生をそこで過ごします。
もう一度、農場に連れて行かれたり、もちろん屠殺されることもありません。
ちなみ、決して犬や猫などの保護施設を悪く言ってるわけではありません。
保護施設は譲渡の際、譲渡条件や面接、譲渡後の飼い主さんと動物たちのことを連絡と取り合ったりしています。
ファーム・アニマル・サンクチュアリは、広々とした場所で、動物たちが彼らの意思で動くことができて、彼らの生きる権利を大切して保護されています。
人的な利用を彼らに与えないため、彼らにお金の価値をつけて利益を得ることはありません。
なので「寄付」は、ファーム・アニマル・サンクチュアリを持続させるために、必要なのです。
そんなファーム・アニマル・サンクチュアリは1986年に初めてアメリカで設立されました。
動物の権利を訴え、動物のレスキューをしているジーン・バウアとローリー・ヒューストンが共同で、世界最初のファーム・アニマル・サンクチュアリ「Farm Sanctuary」を設立しました。
これまで、ニューヨークを拠点に数千頭の動物を保護してきたようです。
ちなみにこのFarm Sanctuaryのインスタのアカウントはとても癒されますよ。
普段、檻に入れている姿しか見れない動物たちが「こんなにイキイキしているんだ!」という姿が見られます。
家畜と呼ばれる動物たちが、ジャンプして遊んでいる様子や、人と動物のスキンシップが本当に素敵で、例えるならジャングルブックのモーグリーとバルーのような感じです。
〈Farm Sanctuary Instagramアカウント〉
https://www.instagram.com/farmsanctuary/
アメリカでは数カ所に、ファーム・アニマル・サンクチュアリが在るようですが、日本では九州の熊本県にしかないようです。
それが、南阿蘇にある「オープンセサミ」です。
2. オープンセサミに行ってきた!
日本唯一のファーム・アニマル・サンクチュアリであるオープンセサミに行ってきました!
もともとは、馬の保護施設として運営されていたようです。
現在は、引退馬や障がい馬、虐待にあった馬、ブタ、うさぎ、ニワトリ、猫を保護されているようです。
見渡す限り、阿蘇特有の山々の綺麗な景色の中で、動物たちが暮らしています。
本当に可愛いです。
サラブレットのような種類やポニーのような種類の馬たちが多く見られました。
ぼくが行ったときは、かなり天気もよく、暑くもなく寒くもない気候でした。
木陰で腰をかけ、ポニーの柵の外でポニーたちに囲まれて、ゆっくり時間が流れていくのがとても心地よかったです。
行くと決めてその日に行ったため、ボランティアをしたかったのですが、現地には人はいなかったので、何もお手伝いできることなく帰ってしまいました。
せっかく来たのに、何もできないままはちょっと気が引けちゃったので、5000円寄付をしてきました。
寄付箱は、入り口の近くの馬の柵にありますので、行かれた際は是非寄付を!
現地に行けなくても、インスタのプロフィールからでも寄付できるようなので、是非寄付を!
〈オープンセサミ Instagramアカウント〉
https://www.instagram.com/farm_sanctuary_opensesame/
ボランティアもできるようなので、是非ボランティアされてみてはいかがですか!
近くにはペンションがあるので、泊まりながらボランティアしてみても!?
実際に海外のファーム・アニマル・サンクチュアリは泊まりながら、ボランティアをしていたりするようです。
また、海外では、Airbnbでファーム・アニマル・サンクチュアリへ行く予約などできるようですから!
アニマルウェルフェア(動物福祉)やアニマルライツ(動物の権利)の考えから、動物園にいくこと避けてきた方、ご家族でや友人同士で行かれても素敵な経験になると思います!
ちなみに、オープンセサミですが、今年(2022年)9月に襲った台風の影響で、馬のシェルターが倒壊したようです。
オープンセサミのInstagramでその倒壊の様子を拝見し、衝撃的でした。ぼくは倒壊前に行ったので、「あのシェルターが…」と。
倒壊後に、クラファンを立てて目標金額を達成したようですが、是非よかったらご支援されてください!
オープンセサミに限らず、ファーム・アニマル・サンクチュアリや犬猫の保護シェルターなどは、寄付が大切な動物たちを守る手段になります。
お世話、人手不足、整備、資金調達など、運営している人はかなりの体力でされています。
少し、話は脱線しますが、日本は寄付することに対して、「偽善だ!」「寄付するぐらいなら美味しいものを!」のような空気感が少し強いような気がします。
この機会にも、是非オープンセサミのことを知って、優しさを与えてください!
#おかねをせびっているわけではありません。
それと、このオープンセサミ、ブタが排泄したフンを堆肥にして畑の肥料にもされているようです!
こういった循環、素敵ですね!
あー、もう一回行きたい!
オープンセサミにボランティアに行きたい方は、是非こちらをご覧になられてください!
↑入り口の写真です。
このまっくろくろすけのようなもの、何で作られていると思いますか?
実は、、
海ごみとして漂着したブイです。
普段の生活やビーチクリーンなどのイベントで、海や路上のゴミを拾っているボランティアの方が、ユニークな発想でここに蘇っています。
3. まとめ
ファーム・アニマル・サンクチュアリいかがだったでしょうか?
畜産業界のアニマルウェルフェアは、世界で取り組まないけない問題となっています。
日本は世界と比べると、畜産業界のアニマルウェルフェアについておざなりになっているように見られます。
あらゆる社会課題の中で、見直さなければならないリストの一つだと思います。
そんな中でこれからファーム・アニマル・サンクチュアリの役割が、かなり大切な役目を果たすでしょう!
畜産業界に限らず、動物園や水族館を、動物目線で考えて、動物も生きやすい社会になればと思います!
今日も読んでいただきありがとうございます!
じゅんじのブログでは、エシカルライフスタイル、サステナブルライフスタイル、環境問題を中心に、皆様に届けて行きます!