Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

社会課題を解決したい26歳の【おすすめ本の紹介!】

今日はいつもとは違って、おすすめ本の紹介します!

 

いつもは、社会課題について学んだことだったり、社会課題への僕の活動なんかを記事にしていますが、今日はおすすめの本の紹介をします!

 

#「おすすめの本の」紹介

#2回言った

 

社会課題について学べる本を5選、ご紹介します!

 

[目次]

1. 環境問題について知れる!『気候変動から世界をまもる30の方法』

2. ものが循環する社会を学べる! 『サーキュラーエコノミー実践オランダに探るビジネスモデル』

3. 社会課題の解決しかやらないビジネス!『9割の社会問題はビジネスで解決できる』

4. 若者の投票率が高い北欧では、選挙期間中はお祭り状態『北欧の幸せな社会の作り方』

5. 12歳の少女が描き上げた最期の一作『地球の秘密』

1. 環境問題について知れる!『気候変動から世界をまもる30の方法』

めちゃくちゃわかりやすく、地球が直面している環境問題について知れる本です!

 

 

 

 

気候変動が起きる原因、気候変動がどんな災害をもたらしているのか、気候変動の対策、自分でできるアクション、世界がどのように動いているのかを学べる本です。

 

気候変動についてや、そのほかの環境問題についてあまりよく知らない、というか全く知らない人に特に読んで頂きたい本です。

 

「30の方法」と題名にある通り、環境問題に関する内容を30項目に分けていて、図や写真で紹介しています。

 

1項1項、丁寧にわかりやすく、何が問題なのか、原因は何なのか、その項目の内容に関する世界で日本で起こっていることについて学べます。

 

そして項目の解説の最後のページには、「やってみよう!」のコーナーがあり、すぐに自分でできるアクションについて知れるため、学んだ直後にその問題に取り組めることができます。

 

「知る→実行」までの流れを、秒でできます!

 

「国際環境NGO FoE Japan」が出している本です!

 

2. ものが循環する社会を学べる! 『サーキュラーエコノミー実践オランダに探るビジネスモデル』

著者の安居昭広さんはオランダに移住し、オランダで学んだサーキュラーエコノミーについて解説しています!

 

 

 

 

サーキュラーエコノミーは、ものを使う→廃棄ではなく、モノが使われ続ける経済システム、つまり廃棄を出さない経済の実践です。

 

オランダのサーキュラーエコノミーの実例紹介や日本での実例も紹介しています。

 

・フードロスの問題に取り組むために、廃棄予定の食べ物を集めて料理して、提供するレストランの取り組み

 

・サーキュラーエコノミーを実践する銀行の紹介。堅くて、楽しいというイメージがない銀行の、ワクワクする、訪れたずれたくなるような、循環の仕組み混じえた銀行の建物の仕掛け

 

熊本県の有名な温泉地、黒川温泉が悩んでいた「落ち葉問題」をサーキュラーエコノミーで解決した実例の紹介

 

などなど、

 

日本とオランダを合わせた17の実例や、サーキュラーエコノミーとは何か、日本とオランダのサーキュラーエコノミーの比較についてをかなり面白い本です。

 

ちなみに、安居さんの講演に一度参加したことがあって、

安居さんがコンポストについて、めちゃくちゃニヤニヤしながら話されていたのを覚えています笑

 

3. 社会課題の解決しかやらないビジネス!『9割の社会問題はビジネスで解決できる』

社会問題の解決しかやらない会社「株式会社ボーダレス・ジャパン」の代表取締役の田口一成さんが書かれた本です!

 

 

 

 

もう本当に大好きな本です!

 

田口さんがボーダレスを立ち上げるまでの経緯や苦難について、

ボーダレスがやっている社会問題を解決しているプロジェクトの紹介、

社会問題を解決するビジネス「ソーシャルビジネス」とはそもそもどんなものか、

ソーシャルビジネスの立ち上げ方

 

などを紹介している本です。

 

この本を読むまでの僕は、これまでグローバル化やうまくいくビジネスが環境破壊に結びついていることもあって、ビジネス自体をものすごく嫌なものとして考えていました。

 

しかし、この本を読んで、ビジネスが社会問題を解決できるんだ、というか、ビジネスだから社会問題を解決できるんだ、と希望の光を見させてくれたのがこの本です。

 

手垢がつくほど読みましたし、田口さんの講演会にも数回行ったことがあります。

 

「子どもじゃないんだから、もう自分の利益だけ求めるのはやめればいいのに」

 

と講演で仰っていたのを覚えています。

田口さん以上にこの言葉の説得力をもてる人はいないんじゃないかなと思います笑

 

 

4. 若者の投票率が高い北欧では、選挙期間中はお祭り状態『北欧の幸せな社会の作り方』

 

若者も盛り上げる選挙期間、選挙の考え方が変わります!

 

 

 

 

日本では考えられない選挙の雰囲気を学べます。

 

これまで、何度かご紹介しましたが改めて紹介させてください。

 

北欧の選挙期間は、市民はまさにお祭りモードなんです。

 

各候補者は、政策に沿ったデザインの出店ブースを構えて、政策をアピールします。そこではコーヒーやお菓子を無料で提供したり、チェスなんかもしたり。ソーラー発電も取り付けて無料充電コーナーを設けたり、そんなことを各政党がやっているんです。その名も「選挙小屋」。

 

若者も、どこに投票するかを話し合ったり、投票先を選ぶために候補者と直接話したり、ボードを使って市民の社会に対する関心ごとについてアンケートとったりなど、積極的に選挙について取り組んでいます。

 

日本ではあり得ないですよね。

 

北欧では、そんなことができる仕組みや、そんなことを行えるような教育の仕組みがあります。

 

北欧では、若者が日常会話で民主主義を口にしています。

 

このまさに本の名前通り「北欧の幸せな社会の作り方」について学べる本です。

 

 

5. 12歳の少女が描き上げた最期の一作『地球の秘密』

この絵本の著者は12歳。書き上げた二日後、著者は亡くなりました。

 

 

 

 

『地球の秘密』は、環境について調べまとめるという国語の課題で、坪田愛華さん(当時12歳)が描いた絵本です。

 

地球の歴史、自然界のバランス、環境問題について、わかりやすく可愛らしい絵で描かれています。

 

この本は、「国連グローバル500の賞」を受賞しており、世界で初めてその賞が子どもに与えられました

 

そして世界11カ国に翻訳され、環境の絵本としては異例の60万部で、世界各国に坪田愛華さんの想いが届けられています。

 

この本の最後には坪田愛華さんの言葉や作品を描き上げるまでについて書かれおり、この絵本を閉じた頃には涙がボロボロと溢れだしてしまいました。

 

「子どもは親を鏡に育つよね。人間は、地球を鏡にして生きなくっちゃ。」

 

「太陽は沈む時が一番美しく輝くんだよ」

 

「『昨日』は大人のしたこと。『明日』は子供のすること」

 

 

坪田愛華さんの言葉です。

 

読書会や環境についてお話しする機会がある時などはこの本を紹介しています。

 

 

 

いかがでしたか?

 

5選すべてどんな方にもおすすめの本です!

 

この本紹介は定期的に行なっていきたいです!

 

なんか好きなもの紹介するから楽しくなっちゃった。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 

じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!