Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

循環する暮らし!スパイラルガーデンができました!

2ヶ月半をかけてスパイラルガーデンが完成した!

 

「できるだけ環境に負担をかけない生活をしたい」から始まったスパイラルガーデン作り。

 

11月ぐらいから始めたのですが、やっと完成しました!

 

そもそもスパイラルガーデンとはなに?

ですよね?

 

これからお話しさせてください!

[目次]

1. スパイラルガーデンとは!

2. 僕のスパイラルガーデン!

 

自然由来のハンドクリーム

 

 

1. スパイラルガーデンとは!

スパイラルガーデンは外側から中心に向かって、グルグル螺旋に高くなっている形状の畑?畝?です。

 

多くのスパイラルガーデンは、直径2mの面積に高さ1.5mが一般的?だと言われています。

 

上から見るとこのような感じになります。

これに外側から中心に向かって高さが出てくるような形です。

 

この形状の何がいいのかというと、異なる性質を持った作物を一箇所に育てることができる、ということです。

 

この形状だけで、日当たりの調整だったり風当たりの調整、水はけの調整ができるのがこのスパイラルガーデンの特徴です。

 

例えば、日光が好きな作物には一番高い中心部に植えます。中心部の高い部分には日光を遮るものがなく、さらに比較的乾きやすいので、そのような環境が好きな作物を植えます。

 

逆に日当たりをあまり好まくて、ジメジメした場所が好きな作物には外側の低い位置に植えてあげます。

中心部に向かって、高くなっているため外側には影になる部分ができるので、日光を遮ることができます。また、外側は低くなっているため水が集まりやすくジメジメした環境を作ることができます。

この形状を生かして、一般的なスパイラルガーデンでは外側の最下部分に池を作ります。

 

このように、いくつかの環境を生み出し、多種多様な作物を育てることができるのがスパイラルガーデンの最大の魅力です。

 

それと見た目もなんか可愛いじゃないですか?笑

#見た目が最大の魅力かも

 

2. 僕のスパイラルガーデン!

完成した僕のスパイラルガーデン!

 

まだ2種しか植えてませんが、暖かくなる頃に増やしていきたいなーと思っています。

 

植えているのは、ローズマリーディル

 

 

多くのスパイラルガーデンはハーブガーデンにすることが多く、僕もハーブを植えます。

 

この2種は両方とも同じような特徴を持っています。

 

原産地は地中海沿岸で、日当たりを好み、やや乾いた土地を好みます。

 

中心部の高い位置にはもってこいの特徴なので、この位置で育っています。

 

 

ちなみに僕の作物の選び方は、まず植える場所を観察して、そこから植えたい作物の原産地などを調べて植えます。

 

育てる場所が植えたい作物の原産地と似たような環境であったらそこで植える、という感じで決めています。

 

この選び方は理にかなっていると思うんです。

 

環境に適した場所で植えることで作物を育てるための肥料などを買わないで済むし、作物に負担をかけるわけでもありません。

 

 

さらに次の作物も選びやすいんです。

初めに植えた作物の原産地で育てられている作物、名産などを調べて植えればいいので!

 

同じ原産地の作物を植えることで、原産地の環境に近づくのかなーなんて思っています。

作物たちの故郷に近づけたい、おもいやりです。笑

 

 

 

スパイラルガーデンの作り方は、石で壁を作って土を盛っていくのですが、写真で見ていただければおわかりなりますが、僕の場合は木で枠を作って壁にしています。

 

木を壁にした理由は、ある日、土に刺さっている木の丸太を抜いて見たら、抜いた土中にミミズがいたからです。

一本の木だけではなくて、他の丸太の下を見るとまあまあの確率でミミズがいたんです。

 

この発見から、木を使ったスパイラルガーデンにしよう!と思ったんです。

 

ミミズは健康な土壌を作ってくれる生き物なんです。

糞が肥料にもなるし、畑にいい微生物も呼んでくれるし、ミミズが移動することによって小さな空洞ができ、土を柔らかくする役目も果たしてくれます。

ダーウィンもミミズの研究に没頭するぐらい、ミミズはすごいやつなんです。

 

木には小さな空洞があり、そこを棲家にする微生物が集まりやすく、その微生物を餌とする生き物が寄ってきます。ミミズも木に集まった生き物を餌に寄ってくるみたいです。

 

石の壁でないことで耐久性に少し心配はありますが、僕の考えではおそらくその心配は乗り越えられます。

 

木を壁にすることで、多くの微生物やミミズなどの他も生き物が集まります。生き物が糞をしたり、微生物が栄養を運んでくれることで、ふかふかな健康的な土壌が出来上がります。ふかふかで健康的は土壌のおかげで、作物はスクスクを育ち、作物は根を張り巡らせます。張り巡らされた根っこは、土をがっしりと掴むことで、土壌の耐久性を上げることができる、と考えています。

 

山が崩れるのは、コンクリなどで土壌を固めてしまって、土壌が隠れてしまい、隠れて土壌では生物が育ちにくくなって、根が張り巡らされずに、土を掴むことはできずに崩れてしまいます。

 

その逆の発想です。

まだ実験段階ですが…

 

ということで土づくりを大事にしています。

このスパイラルガーデンは、ただ土を盛っていくだけではなくて、いくつかの土の層に分けて土を盛っています。

 

落ち葉の層や生ごみを堆肥にした層、糞など入れ層などに分けて土を盛って、竹炭を撒いて土づくりをしています。

 

正直この方法がいい方向に向かうのかは分かりませんが、実験的にやっています。

 

農薬や化学肥料を使わない、自然だけの力で育てる方法は、トライアンドエラーをいかに楽しんで失敗して、よく観察する、に尽きると思います。

 

だから自然の大切さもわかるし、どれだけ自然に恵まれているかが分かります。

 

 

こういった土とか自然の話は書いててワクワクする!

 

次回もこの話にしようかな、、笑

 

そんなこんなで楽しく生きています!

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 

じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!

 

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