Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

川がすごい!!川の匂いに違和感を感じて。

川の水はどこから??

今僕が住んでいる地域には川が通っています。

 

最近はその川の上流にいくことが何度かありました。

 

ぼくは下流の方に住んでいるのですが、その川の上流と下流の匂いに驚きました。

 

普段はあまり気が付かなかったのですが、自分の地域の川が臭いんです。土は黒くドロドロで、所々に虹色にうすーく油が拡がってました。

 

今まで気づけなかったのがびっくりするくらい、川が汚れていました。

 

そんな川に鳥や魚が泳いでいました。鳥に石を投げていじめる小学生もいました。

 

川をきれいするにはどうしたらいいのかと考え、ちょっと川のあれこれについて調べました。

 

川について勉強すると、

川がめちゃくちゃおもしろかったので話させてください!

 

[目次]

1. 川は川だけではない!

2. 木の役割について

3. 土もすごい

4. もう菌を馬鹿にできない

[自然由来ハンドクリーム]

 

1. 川は川だけではない!

そもそも何で川に水があるか考えたことありますか?

 

僕は、川で水が流れていることが当たり前すぎて考えたことなかったです。

 

「『川で水が流れる』って変な日本語使うなや。水が流れるから川や。」

 

と、思った方へ

静かにしてください。

 

伝えれる言葉が見つからないんです。

#すみません

 

そんなこんなで川に水が流れている仕組みなんですが、木と土と菌がかなり重要なポイントのようです。

#川に水が流れる

#もう一回言った

 

2. 木の役割について

木は土の中にある水分を吸い上げます

 

木によって吸い上げる力は異なって、高さ10mの木を高木と呼びます。高木が大地に深く広く根を張り、強い力で土の中の水を吸い上げるようです。

 

低木は地面の浅い部分の水を吸い上げます。

 

この高木の吸い上げる力ですが、夏の一日に蒸散させる水分はなんと200L になるようです。

 

蒸散とは、水が水蒸気とともに植物の外へ出ていくことです。

200Lの水分を蒸散させるということは、1日に水を200L吸い上げている、という意味ではありません。

蒸散に使われる水の量はほんの一部のようです。

 

蒸散に使われる量の何倍もの水は、土や岩を潤すために使われたり、他の生き物たちに使われるようです。

 

土や岩や生き物たちにそれぞれ必要な量の水分が行き届いた後は、水分は下に流れて落ちていきます。

 

土の中の隙間を通って水は下に流れて、川に湧き出すようです。

 

雨が降らなくても、森が潤い続けれたり、川が流れ続けれる仕組みは、この木の根が水を吸って、水を上げ下げするポンプのような仕組みになっているからです。

#森って素敵

 

 

3. 土もすごい

木がポンプの役割をして水を上下に運んで、木々や土や岩を潤したり、生き物に与えたり、川へと湧き出したりするとお話ししました。

 

しかし、木だけでは水をポンプのように動かしたり、川に湧き出させたりできるわけではありません。

 

土がものすごく大事な役割を果たすようです。

 

どんな土でもいいわけではなくて、柔らかい土です。

 

もっとちゃんと説明させてください。

#しろ

 

森の土と運動場の土を思い出してください。

 

硬さが全然違いますよね。

 

あれは土の細かさによって違いが生まれます。

 

土が細かい場合、隙間なく土が敷き詰められるため硬くなります。

運動場がそのような状態です。

あのような硬さの土では、植物やその他の生き物は育ちにくいですよね。

 

森の土はなぜ柔らかいかというと、土の粒子が小さな塊になっているので、土が敷き詰められずに、柔らかさが保たれています。

 

そういった、小さな土の粒子の塊を「団粒構造」と呼びます。

 

団粒構造には、めちゃくちゃ小さな穴が集まっており、そこに微生物が集まったりして、微生物が栄養を与えてくれます。また微生物を餌にする生物が現れて、その生物が糞をしたりなどして栄養を与えてくれて、生き物が土を育ててくれるのです。

#共存が素敵

 

そのような、やわかい土だと、水の吸収もしやすく、通気性・浸透性・貯水性に優れます。

 

また団粒構造の隙間に、木の根が入って行きやすくなり、水を吸収したり栄養も吸収しやすくなります。

 

なので土も、川や木にとって大切な役割なのです。

 

4. もう菌を馬鹿にできない

川にとって木と土が大切なことが、ご理解いただけましたか?

 

実は菌も同じくらい大切なんです。

 

菌というかバクテリアというか微生物というか、そういった奴らです。

#奴らって言いましたが

#本当に菌はすごいんです!

 

土の話で団粒構造に説明しましたが、団粒構造の忘れてはならない大事な役割が、菌を集合させて菌糸を張り巡らせることです。

 

驚きの研究結果があります!

菌って実はコミュニケーションを取ることができるのです!

 

菌はエサを見つけると、「エサがあるよ」と菌同士で伝え合います。すると菌が集まって、糸状の菌の塊ができます。その糸状の菌の塊を「菌糸」と呼びます。

 

団粒構造は菌糸が張り巡らせやすいんです!

 

土の団粒構造に、菌糸が張り巡らされ、菌糸を追うように木の根が張り巡らされます。菌糸も木の根に栄養や水分を与えます。

そして、菌糸や細かい根が水を浸透させていくのです。

 

ティッシュの端に、水をチョンってつけると水が浸透していきますよね、あれです!!

#そう、あれっす

 

土の中の世界で、木と土を菌の働きによって、水や空気が行ったり来たりして、大きく動いていて、その働きによって生き物や土を潤して、川に綺麗な水が湧き出たりするようです!!

 

 

もうめちゃくちゃ面白くないですか!!

 

 

すみません!このシリーズ続けていいですか!

こういった自然の話が大好きなんです!

あーーーー、楽しいーー

 

川の異臭の話からだいぶ飛んでしましましたが、川を綺麗にしたいと思うなら川の仕組みを知ることが大切だなと思ったので、こんな話をしました。

#脱線の言い訳

 

でも嫌な話よりも、こういった生き物と自然の話の方が気持ちがいいですよね。

 

そんなこんなで、これから自然保護の実践の話もしていくのでよろしくお願いします!

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 

じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!

 

[参考にした本]

 

[おすすめヴィーガンシャンプー]