Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

【暮らしを変えるDIY】はじめて畑をつくった日のこと!


3年前に、はじめてイチから畑を始めました。

 

イチからというのは、土を耕すところからです。

 

環境問題についての活動を初めて1年が経っときに、生ごみの深刻な環境への負荷と、コンポストの面白さを同時に感じました。

 

今回の記事は、畑の作り方などの方法というものでなく、

僕が大切にしている二つのこと

・Problem is solution

・暮らしを自分で創るDIY精神

の2点があることを頭にどこかに入れて読んでいただければと思います!

 

 

畑を始めたきっかけは生ごみの問題を解決したくて…

環境問題について、いろいろ調べていくうちに、マイボトルやマイバッグを持つ他に、自分一人でできる、おもしろそうな環境問題への取り組みについて考えていました。

 

そのときにワクワクしたのがコンポストでした。

 

コンポストは、堆肥のことです。

堆肥とは、化学肥料とは異なり、糞や生ごみなどの有機物が、微生物や虫やその他の小さな生き物によって分解された後の、栄養たっぷりな土のことです。

 

その形ある有機物が、分解され土に変わる現象にワクワクし、コンポストに興味が湧いてきました。

 

生ごみの問題

コンポストの仕組みにワクワクされ、

分解される有機物についても関心を持ち始めました。

 

当時の僕は、とある大手カフェチェーン店でアルバイトをしており、そのお店で廃棄される食べ物の多さに、驚愕しました。

今まで平気で廃棄していた自分にも驚きです。

 

生ごみは環境に対して大きな負担をかけています。

家庭から出る3割のゴミ*1生ごみと言われています。

 

家庭ゴミは焼却処理されます。

生ごみのほとんどは水分であるため、そのぶん焼却にかかるコストやエネルギーが多く必要とされます。

 

また、生ごみを適切な処理を行わない場合、メタンガスが発生します。

メタンガスが、二酸化炭素の約28倍*2もの温室効果ガスを発生させます。

 

これらの要因から、生ごみは環境に大きな負担をかけています。

 

コンポストをはじめる!

コンポストにワクワクし、アルバイトをしていたカフェの生ごみを解決したく、コンポストを初めてみました。

 

コンポストには様々なやり方があります。

おそらく一般の家庭でやられているのは、段ボール一個や1個半の大きさの箱に生ごみを入れるスタイルかなと思います。

 

しかし、お店の生ごみは多い日で3,4kgになります。もっと大きめのものが必要です。

 

ということで自宅の庭に、廃材の板を集めて四角の囲いを作り、その中に落ち葉や草や発酵を促進する米ヌカ、そしてその中にお店の生ごみを投入し、オリジナルのコンポスターを作りました。

(ちなみにお店から自宅までは電車と徒歩で45分ほど。出勤の時は毎回持って帰り、電車に乗る際は新聞紙や段ボールなどで厳重に包装して持って帰っていました笑)

 

余談ですが、僕のおすすめのコンポスターを紹介します。

僕の友人にユーザーが多いのはバッグ型のコンポストのLFCさん。

デザインも素敵ですスタッフの方もコンポストの悩み事があれば親切丁寧に対応してくれます。

一度、LFCさんの職場にお招きいただいたこともあるのですが、とてもアットホームな雰囲気で、自家栽培のオーガニック野菜を使ったヴィーガンのランチをご馳走になりました。

lfc-compost.jp

 

 

畑をはじめる!

カフェでた生ごみをオリジナルのコンポスターにて、土に還すことはできました。

 

しかし、この堆肥のその後について考えていません。

 

ということで、庭に畑を作ることにしました。

 

無いものは作るDIY精神が働きます。

 

2m×6mほどの面積を50cmの深さまで土をほり、畝を作り、堆肥を混ぜて2,3日ほど寝かせました。

 

畑のことを何もわからなかったので、狭い畝に7種の種を植えて育てました。

 

苗が出てくると、また堆肥を撒いて育ててます。

カフェの生ごみを活用することができました。

 

作物はスクスクと育ち、全種に実をつけることはできましたが、7種も植えてしまったので、畑は森のようになり、畑作業が思うようにいきませんした。

 

しかし、生ごみの活用もでき、新しいことにも挑戦し、課題も見つけられたため、

ここでのカフェの生ごみ問題を解決する手段を見つけるという環境問題への取り組みは成功ということで。

 

畑を初めての変化!

生ごみを堆肥にし、畑をつくって、畑で育った野菜を体に取り込むことで、循環した生活を意識するようになります。

 

当時、同世代の誰よりも収入は無い状態でしたが、誰よりも安全な美味しい野菜を食べていました。

 

命の循環は、お金をあまりかけずに健康的な生活を送れることがわかりました。

 

朝起きて、畑にいき、収穫したものをそのまま畑で朝食にする…

この瞬間が幸せ瞬間でした。

この瞬間は自分が創れた暮らしに中にあるんだ、思うとまた楽しい気分に。

 

DIY精神は暮らしを豊かにすることに気がつきました。

 

コンポストと畑は本当に環境問題の解決になるのか?

コンポストと畑で、カフェで廃棄される生ごみは減らすことができましたが、

これが環境問題の解決になるのか、と聞かれると、解決になっていないとお答えします。

 

僕がとった行動は解決ではなく、処理の過程で環境負荷が減った、に過ぎません。

 

本当の解決は、生ごみが出ないシステムを構築することにあると思っています。

 

僕の活動はこの問題に向き合って、今後も勉強して行動していこうと思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます! じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!

 

〈おすすめのサステナブルライフに関する本〉

▶️この記事で紹介したコンポストの作り方を参考にした本。

コンポストだけでなく、自然にあるもので暮らせる方法が紹介されています。

 

▶️都会でもできる、自然のスピードに合わせた暮らし、スローライフの教科書。

都会で、どのように自然と人間が生かし合うのか、方法やマインドのこと、セルフケアの方法など紹介されています!

 

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