Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

「男らしさ」「女子っぽい」の言葉は使わないで!!

ぼくは今でこそ、性差別無し社会の実現を謳っていまし、「男性だからあれしなきゃいけない」「女性だからこれしなきゃいけない」なんて社会での変な認識は人権侵害だと思っています。

 

そんな僕ですが、実は昔はとんでもなく「男らしさ」にすごい自分自身が毒されていました。

 

 

過去の環境から

 

僕は小学生から中学生の頃まで、野球を8年間続けていました。

 

野球は、他のスポーツもよりの男性の選手が多く、男が多い環境で育ってきました。

 

中には女性がいましたが、30人チームにひとりいるかいないかで、中学では部活に入ることなくクラブチームに所属しました。中学のクラブチームとなると全員男性が当たり前。

 

また、兄がいわゆる不良で、不良の世界では、ジェンダーレスなんて言葉はありません。

それもあってか、誰かがつくった「男らしさ」にずっと縛りつけられたまま生きてきました。

 

 

謎の言葉「男らしさ」を作ってきた自分

 

「男らしさ」って言葉って変ですよね。勝手に男はこうでないといけない、と人を精査するような言葉です。

 

いわゆる「男らしさ」のイメージは、

根性・気合・強い・お金を持つ・高級スーツに高級車・乗り物好き・ショートヘア・プライドを持て・負けるな・他人に舐められるな…

 

このようなことを、僕は教えられてきました。

 

僕はこの「男らしさ」がある男になろうとしていましたし、このイメージとは異なる同性の方を見ると、すごい非難してきました。

 

そんな方々を僕らみたいな人間は「女々しい」なんて馬鹿にしていたんですね…

本当に最低です。

 

「女々しい」の言葉事態がすごく問題です。

この言葉に違和感なく使っていたことも最低ですし、馬鹿にするために「女々しい」と使っていたことが本当に最低です。

 

 

そんな自分に違和感はずっと感じていた

19歳まではずっとそんな調子で、自分を謎の「男らしさ」に執着させていました。

 

そして、ずっと謎の「男らしさ」に執着して生きていかなきゃいけない、って思っていました。

 

お金稼いで、高級スーツを着て高級車に乗って、ハーレム気取って…。

 

でもそれに生きづらさは感じていました。

 

そんな欲とプライドの文字を書いて、外を歩き回っているような生活は、相手を傷つけてしまいます。

自分を守ろうとして、嘘をついたり、ときには暴力を振るったり振るわれたり。

「男ってのはそういうもんなんだ」と教えられてきた僕は、

男じゃなければ良かったって毎日思っていました。

 

 

ある日、好きな人ができました。

僕はその人のことが好きで、四六時中その人のことを考えていました。

そのことを、当時の友達たちに話したんです。

 

毎日、連絡をとっていることが楽しくてしょうがないって、話したんです。

 

すると「女かよ」って言われて、

「お前ダサい」だの「男らしくねえ」だの、言われたんです。

 

そして、その僕が好きになった相手の体の話になるんです。

 

体型のこと、胸の大きさ、過去の性行為のこと、相手のイメージの性器のこと……

 

 

本気で男に生まれて後悔しました。

 

男はそこまで、性のことしか考えてはいけないのか。

 

 

当時付き合っていたパートナーが化粧を教えてくれた

 

その好きになった相手と、付き合うことができました。

 

付き合ったのは良いのですが、僕の「男らしさ」の執着は変わりません。

 

お会計を奢るか、多めに出すか。車は僕の運転。ブランドものは身につける。自己中心的な考え。

 

「男らしさ」を考えて、こんな振る舞いをしていたんです。

 

とある日、その人の化粧の様子を見ていたんです。

 

すると、「相手から化粧してみれば」と言われました。

 

僕はそこには何の壁もなく、化粧をしました。爪も綺麗にしたんです。

 

めちゃくちゃ楽しかった。

 

「男の人も化粧して良いんだよ」って教えてくれたんです。

 

そこから、いろいろな壁が崩壊していきました。

 

自由になりました。

 

まず、僕の中で「男らしさ」や「女の子っぽく」の言葉がなくなりました。本当に馬鹿げた言葉だと思います。広告などで未だに出てきますが、見る度にこの広告のせいで傷ついている人がいるからやめてほしいって思います。

 

友人関係が変わりました。

あの変な友人とは全く合わなくなり、変な男と女の価値観を持っている人とは仲良くなれなくなりました。

変な男と女の価値観を持っている人は、それ以外の価値観もまるっきり違うのです。

 

根性もお金も高級車も高級スーツもハーレムも化粧も、性に関係なく誰にでも持っていいものですし、性に関係なくどれも持たなくて良いです。

 

化粧はめんどくさいからしませんが、僕は爪を整えますし、毛のケアもしますし、好きな服も着ますし、女性の方が圧倒的に友人は多いです。でも好きになるのは、今は女性を好きになります。

 

「しなきゃ=男らしさ」の性の偏見を無くしたら、全てが楽になりました。

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 

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