Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

暮らしから「環境にいい」に替えてみた

環境にいいコーヒーを飲んでいます

 

朝起きたとき、作業中、リラックスしたいとき、毎日のコーヒーを飲んでいます。

毎日使うもの、食べるもの、飲むものだからこそ、環境にいいものにしたいです。

 

そんなこんなで、わたしが毎日頂いている、環境にいいコーヒーをお伝えしたいです。

 

こういう考えがあって、環境にいいものを選んでいるということも一緒に共有して、商品を選ぶヒントになればと思います、

 

[目次]

1.「環境にいい」とは

2.コーヒーの問題

3.選ぶ基準にしていること

4.このコーヒー飲んでみてください!

5.まとめ

 

1.「環境にいい」とは

 

モノを選ぶ前に、「環境にいい」とは何かから考え直しています。

 

環境とはなんでしょうか。何を思いつきますか?

 

環境とは、わたしたちを取り巻くすべてのもので、わたし自身と周りの環境は相互に影響を及びしあっています。

 

川がキレイでないと、海は綺麗のままではいられない。

川が綺麗であることは、川の近辺の土地が綺麗でないといけません。

その土地が綺麗であることは、その土地に住んでいる人が土地を汚さないようにしないといけません。

住んでいまる人が汚さないようにするためには、その人たちが土地を汚さなくても大丈夫な、社会のシステムが必要です。

 

このように、改めて環境のことを考えると、環境は相互に依存しあっています。

 

血管に例えます。

血管って、血がサラサラだから正常に流れますよね。逆にドロドロで詰まったりすると体に影響を及ぼしますよね。一部だけ切れたりすると、深刻な問題につながります。

 

このように血管が正常に流れていることは環境に良いということだと思います。

 

「環境にいい」はどこの部分にいいのかとか、これを買うことによって循環の部分が良くなるか考えると、面白いですよ!!

 

2.コーヒーの問題

 

コーヒーは趣向品としても、健康にも良いですよね。

コーヒーにも環境に良くない側面もあります。

 

○コーヒーカスの問題

抽出された後に出るコーヒーカス。コーヒー先進都市であるシドニーでは年間3000tものコーヒーカスが排出されています。そして、その処理方法は埋立で処理されたりしてます。

さらに、その抽出された後のコーヒカスは、メタンガスを生成します。メタンガスは、二酸化炭素の28倍の温室効果ガスを排出します。

 

○農薬の問題

コーヒー、実は世界で最も食品として農薬使用量が多い農作物と言われています。

世界中のコーヒーの約7割が農薬を使用されています。

 

ちなみに、すべての農作物でいちばん農薬を使用しているのは綿花らしいです。

で、コーヒーが2番目に農薬を使用している農作物です。

 

コーヒーと綿花の農薬を使用をやめると、世界の農薬使用量を1/3カットすることができるみたいです。

 

他にも、「児童労働」とか、「小規模農家さんの貧困問題」とか、さまざまな問題を抱えています。

 

4.選ぶ基準にしていること

コーヒーの問題について、主に環境面について共有しました。

 

わたしがコーヒーを選ぶ際の基準にしていることを喋らせてください。

 

・環境に良いか

フェアトレード

 

「環境にいいか」についてですが、これは「有機」の文字をラベリングされているか、商品名や説明に「有機栽培」「オーガニック」が入っているコーヒーを買うようにしています。

だって、コーヒーの農薬使用量は、食品カテゴリーで最も多い。

少しでも有機栽培のコーヒーの需要を高めたいです。

 

フェアトレードか」、ますフェアトレードという言葉に意味について軽く触れますね。

フェアトレードの国際認証、製品認証事業、フェアトレードの教育啓発活動をしている「フェアトレードジャパン」さんは、フェアトレードについてこう説明されています。

生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。

 

つまり、フェアトレードとは生産者の生活を守る、大切な仕組みなんです。

 

有機栽培がうまく市場に乗れない理由に、有機栽培は儲からないからが挙げられます。

 

有機栽培の生産者の生活を守って、有機栽培を普及させていくためにも、

「環境に良い」「フェアトレード」のコーヒーを買うことを心がけています。

 

3.このコーヒー飲んでみてください!

コーヒー選ぶ際に、「環境に良いこと」「フェアトレードのコーヒーであること」を大切にしています。

 

そんなこんなで、環境にいいわたしが好きなコーヒーをご紹介します!

 

○「カルロスさんのコーヒー」

200g / ¥1468

コク、酸味、甘さのバランスが整っている、すっきりとした味わいです。

有機栽培のブラジルさんのコーヒー。

 

「カルロスさん」とは、ブラジルジャカランダ農園の農園主。コーヒーの有機栽培のパイオニアと呼ばれています。2003年にお亡くなりなられたのですが、こうやってカルロスさんの名前の商品の名前に入っているって、なんか良いですよね…

フェアトレードの良さの一つですよね。

 

フェアトレードは、生産者さんの生活を守るために、人との繋がりが大切だと思うんですよね。

どこの国の方が、どんな思いで作物を作って、消費者にどんな思いを持っているのか。

これが、普通の貿易とは違うフェアトレードの重要な部分。

 

カルロスさんが亡くなっても、カルロスさんの農園で作られらコーヒーは日本で飲まれれているよ、って亡くなったカルロスさんにも伝えたいし、カルロスさんの後に継がれた方々にも繋がっているということ証明できてることが、このコーヒーを飲む理由のひとつ。

 

味のクオリティはもちろん、最高です!

 

美味しい飲み方は、85度のお湯でハンドドリップ!

 

最初の蒸らしで抽出されたコーヒーは雑味が入っているので、それを除いて抽出するのがおすすめです!!

 

5.まとめ

「環境に良い」は血管の循環と似ていると、なんか勝手にわたしが言っていました。

川がきれいなのは土壌が綺麗だから。土壌が綺麗なのは人が汚さないようにしているから。汚さないようにできているのは、汚さないようにできている社会のシステムがあるから、と。

 

環境に良いは、全てがいい巡りをしているから環境に良い。それが血管の循環に似ていると。

 

だから、環境に良い栽培方法だけが環境をよくするんじゃなくて、人の生活が良いことも大切だと感じます。

 

だから「フェアトレード」「有機栽培」ってすごく大切だと思います!

 

明日の朝にコーヒーを飲まれるとき、少し生産者のことや生産方法について考えてみてください!

 

「カルロさんのコーヒー」で、暮らしの一部を「環境に良い」に変えてみませんか?