Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

アルコール依存症の父。入院後。

 

こんにちは。
じゅんじです。

自然と繋がるサステナブルな暮らしから
自分の調子を整えるセルフデザインをテーマに
活動しています。

☆"Your Best"で分かち合うjunji-greenlab.hatenablog.com

今回は少し重めなテーマで、
「アルコール依存性」が絡んできます。

もし今このテーマに触れたくない方は
ご自身の調子に合わせていただいて、
この記事を避けていただけたらと思います。

アルコール依存で入院した父

今年の3月末に、
僕の父がアルコール依存が絡んだ暴力的な行動によって
精神科に入院しました。

精神科に入院した翌週、
僕は実家がある福岡を離れて
静岡県に住み始めました。

一応、いつでも戻れるようには
準備はしています。

僕が父を見たのは
病院の複数人の男性スタッフが父を抑えて
病院の奥に連れて行くところでした。

僕たち家族の意思からの強制入院。

自分の父が
突然出てきた男性スタッフたちに
捕まれている光景は衝撃的で
強制入院の選択をした僕たちの判断は
本当に良かったのか…
あの時は考えました。

入院したその日から
自宅に1日に50〜70件、
毎日電話が父からかかってきています。

10分に一回の電話。

画像

先日、父の様子を母から聞きました。

父は食事が制限されて痩せていったのと、
それが"ただ痩せた父"というよりも、
"老けたおじいちゃん"になっているようで。

毎日見舞いに行っている母でさえも、
父の変容に驚いているようで。

精神科では自分を傷つける些細な道具も持つことはできませんが、
父は病院で何度か自分で死ぬ行動をしていたそうです。

長袖の服を使って
自分の首を絞めいたそう。

今はトイレが出来ずに
オムツを履き、
風呂には入れず
スタッフの方が入れてくださるようです。

威勢の良い父が
精神による病気で
生活ができなくなっている。

精神科に入院への判断が
良かったのかまだわかりません。

父はプライドが高い人でもあったため
心(脳)の病気で
入院した自分のプライドを
ズタズタにされたんだと思います。

孫(僕の兄のこども)には
入院している姿を見せなかった。

今では孫がお見舞いにいくと
父はすぐに退出することもあったり、
孫の前で号泣することもあるようです。

もし退院したとしても
入院の経験でプライドをズタズタにされた父は
外であることができるのか…

父は自治会では大きな役を担っていたからこそ。

画像

アンコール依存性で暴力的で元不良だった父は、
気力がなくなり生活ができなくなって、
アルコールに頼ることができなくなりました。

僕と父の関係はあまり良くなくて
親子ではなかったら
関わることを避けたい人だと思っていましたが、
やっぱり父は父なんですよね。

父を救いたいではなく、
父の人生を明るくさせたい思いがあって。

父がギフトしてくれた環境や繋がりなどは
未来に希望として繋いでることを
どうにか伝えられないかなーと。

〇〇依存症

アルコール依存などの〇〇依存は、
個人のだらしなさの問題と勘違いされがちですが
決して個人の問題ではありません。

外部的な要因から、
そしてそれは幼少期からの外部的な要因が絡んできます。

父の幼少期から社会に出るまでの
話を最近聞きました。

父がまだ小さいころ
父の父が(僕の祖父ね)、
母親(僕の祖母)を
農具で殴ってるとこをみたり、
姑いじめを受けているとこをみたり。

自分(父)は親から褒められた経験がなかったり
頼れる存在がいなかったり。

簡単な言葉でいと、
「愛情を受けなかった」環境から
過ごしていたそうです。

父にとってアルコールは自分を気持ち良くさせる、
頼れるものだったんだと思います。

外部的な要因は
僕の家系の問題だけではありません。

色んな社会の構造と人々の要因、
その要因の複雑な線が交差しあって
起こったものです。

シンプルな問題なんてことではく、
一人ひとりが関わっているからこそ
複雑な問題なんです。

裏を返すと
1人ひとりの変化があれば
頼るものが「アルコール以外」になることもあります。

僕は、1人ひとりが生きやすいと感じて、
1人ひとりが自分を大切にする暮らしができれば
依存症の類いを少なくさせることができると思っています。

僕のアプローチはそこ。

僕がこれからやっていく
自然と繋がるサステナブルな暮らしから
自分の調子整えるセルフデザインの領域は、
確信をもって変えられるものがあります。

今回は重いテーマですが
大切なことだと思って伝えさせていただきました。

まだアルコール依存については、
伝えたいことがあるので、
どこかでお伝えさせてください!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

コメント&シェア歓迎しています!

こちら↓もチェックお願いします!

▼お問い合わせ
junji1996.s@outlook.jp

www.costa-rica.jp