Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

アルコール依存症の父を持つ

こんにちは。

じゅんじです。

"自然とつながるサステナブルな暮らし"

"自分を大切にするセルフケア"

をテーマに記事を書いております。

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過去の記事から、おすすめする記事

junji-greenlab.hatenablog.com

「"自然とつながるサステナブルな暮らし"
「"自分を大切にするセルフケア"とテーマに記事を…」
といつも言っていますが
最近いささか嘘ついてんじゃないかと
自分の記事を疑っています。
#気にしない

さて、今回の記事のテーマは
「アルコール依存症の父を持つ」
という重いテーマで記事を書きます。

トラウマを引き起こす場合があるかもしれないので
ご自身の心に余裕がある時に
読んでいただけたらと思います。

父とアルコール依存症

画像

僕にはアルコール依存症の父がいます。

現在は精神科に入院し治療を続けています。

精神科に入院した経緯をお話しさせてください。

父は週に5日ほど
お酒を飲んでいました。

アルコール依存症と言っても
毎日昼間からお酒を飲むことでは無いんですよね。

父はカッとなると
自分の感情のコントロールが上手くできずに
暴力的な行動を出ることがよくありました。
お酒を飲むと特に。

人に対しては暴力的にはならなず
ものに感情をぶつける行動です。

僕が物心ついた時からそんな感じで
それが父の普通でした。

僕の父は暴れる人としてインプットしていました。

それが数ヶ月前に実家に帰って
お酒に弱くなり
さらに暴力的な
行動に出てるようになっていました。

お酒を飲み酔いが回りだすと
なんのきっかけもなく暴力的な行動に出て
怒鳴りだします。

それが父が眠りにつくまでの数時間続きます。

それが毎日続くから
家族もだんだんと心が疲弊してきました。

ある日、それがエスカレートし
警察に通報して、
父は警察署に行き取り調べを受け帰ってきました。

その翌日に父は精神科へと入院しました。

精神科に入院後

精神科に入院した父は
1日に50〜70件もの電話を
病院内の公衆電話からかけてきます。

内容は「〇〇を持ってきて」だったり
「早く退院をさせてほしい」
だったりの電話。

アルコール依存症と認知症も進んでいたようです。

精神科に入院し
10日ぶりに父の声を電話越しに聞きました。

呂律が上手く回っておらず
これまでに聞いたことのないくらい
生命力のない声でした。

入院している頃を入院以前を比べると
全然元気がなく
アルコールという
一つの楽しみがあった方が元気でした。

僕たちの状況を考えると
入院が最善の選択だったのですが
父にとって"最善"だったかというと
答えは出ません。

個人の問題ではない

父の昔の家庭環境を聞くと
アルコール依存症の発症原因は子どもの頃から
あったように感じています。

父は、父の母が家庭でいじめられているところを
みながら育ったようなんです。

父の母が、旦那からは手を上げられ
旦那の母からは姑いじめに遭い、
その状況を子ども頃から見ていて
「愛」を受けたことがほとんどなかったようです。

そんな、
女性が男性の家に嫁ぎ
苦手なことも女性がさせられ
身の回りの世話を女性がさせられる社会が
そのような家庭環境を生み出しました。

その家庭環境は
父に愛を与えず
家族からの褒められる経験が少なかった父は
喜ぶ感情を受けた経験が少なく
お酒を飲むと簡単に脳内の報酬が溢れることで
人よりも強くお酒を求めていると
僕の中で繋がっています。

また感情のコントロールが父が上手くできないことも
感情を出せる環境がなかったため
上手にコントロールができないのだと
思っています。

そして僕が年齢を重ねるうちに
父との会話が少なくなってきました。

父と僕の色んな価値観や考えが異なってきて
父とはずっと距離を置いておきたいと
思っていたのです。

家族じゃなかったら
絶対付き合いたくないと思っていました。

そうやって父のことを見向きもしないまま
父の状態は悪化していったのだと思います。

画像

アルコール依存上に関わらず、
「依存症」は本人の意思に関係なく
幼少期の環境や長年の蓄積から
発症するのだと父を見て分かりました。

人が悪いのではなく
父の幼少期の頃の男尊女卑の社会も影響し
僕と父のように
人との距離が遠くなっていこと、
環境や関係性で発症します。

そしてそれはすぐに治るものではないし、
周りの環境に影響を与えたり
死に至ることもあります。

だから身の回りの方を大事にしてください。
という言葉で終われば良いのですが
身の回りを大事にすることは
難しいことです。

ただ身の回りで起こっている違和感を
気のせいとせず
人に話してみたり少し調べてみたりして
自分のことだけ留めないようにされてみてください。

僕はとりあえず、
時間をかけて父の様子を見てみようと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

次回もお楽しみください。

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