Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

【現場体験記!】生産現場に行って感じたこと!社会問題の解決へ!

豊な自然とともに、誰もが自分に合ったサステナブルな暮らしを送れるように…

じゅんじのブログ。

 

石垣島の素敵なご家族の農園に行ってきました!

 

「生産者と消費者の距離」について、前回の記事で、軽く内容に含めさせていただきました。

生産者と消費者の距離とは、物理的な距離と心理的な距離のことです。

 

この距離が遠いことが、社会問題の原因の一つになっているのかなー、と思っています。

 

前回の記事では、消費者と生産者の意識のつながりを近くするために”僕が買っていることを証明する二言の文を残す、ということを書かせていただいてます。

 

junji-greenlab.hatenablog.com

 

 

今回の記事では、実際に生産される現場に行って、

手伝わせていただくことになったので、その体験談についてお話しさせていただきます。

ご夫婦でやられている素敵な農園!

僕が訪れた農園は、農薬や化学肥料を使っていない農法で作物を育てたられたり、鶏を平飼いで飼いながら、卵を売っている農園です。

 

農園はご夫婦でやられていて、小学生の子どもと一緒に3人でやられている農園です。

 

ここの農園の農法は、農園の敷地内で、土を山のように積んで、土だけを作る場所があります。

その土を畝(畑で作物を育てる場所。よく見る細長い台形のあれ)に、作られた土を混ぜて作物が育てられています。

 

土づくりには、木製の木屑(チップ)を土に混ぜて、菌の力で土を発酵させます。

発酵させた土は、微生物の働きによって栄養が豊富な柔らかいほんのりキノコの匂いがした土になります。

 

この土を使うことによって、農薬や肥料を使わずに、

栄養価が高くて安全な野菜ができます。

 

ざっくりした説明ですが、このような農法を"炭素循環農法"といいます。

今回はこの炭素循環農法の農園に訪れました。

 

生産者さんには生産者さんの哲学がある!

生産の現場で行くこと、今回は農園に行ってお話しを聞いて体験を通して、生産者のご苦労やその地域の問題点、政治情勢などが知れたり、生産者の哲学的なことを知れたりするところが面白いです。

 

この農園では、木製チップを土に混ぜて、発酵されて豊になった土を畑に混ぜています。

 

木製チップを入れる前の土は、どこからきているのか。

 

現在、石垣島では陸上自衛隊の駐屯地が建設されています。

 

この石垣の駐屯地には、ミサイルを配備する予定です。

このミサイルは東アジアの国の基地まで届かせて、日本からの攻撃を可能とするものです。

 

その駐屯地の建設によって削られた山の土を、ここの農園で発酵させて畑に使っています。

 

ここの農園のご夫婦は、基地建設に反対されています。

基地建設によって削られた山の土を使っていることに、悲しさもありますが、無駄にさせずに、また石垣島で使われて、それが美味しい作物を作っていることに、このご夫婦の”命”への真剣な想いと優しさを感じました。

 

特にこの農園でやられている農法は、微生物や菌や虫や作物などの生き物たちが、自然に生きることによって成り立つ農法であるため、の価値は何にも変えられない、とお話しされていました。

 

世界で起こっていることは、命が犠牲になり、お金や地位や権力が一部で作られています。

平和活動の一つとして、この農園があり続けることを願って、石垣島にいる間はお手伝いさせていただきます!

 

消費者の僕が、生産者に出会うことで感じる3つのこと。

これまで、何度か畑がある農園の他に、食の生産現場に訪れ、生産者の方々とお話し、体験もさせていただきました。

 

経験してき中でいつも感じることが3つあります。

 

①地球を大切にする

②人を大切にする

③豊さの分かち合い

 

生産方法に限らず、食を生産する現場には、地球の環境と人がいます。

「地球を大切にする」「人を大切にする」は、この記事や、環境問題による不作のニュースや、人手不足や高齢化のニュースなどで、なんとなくお分かりいただけることと思います。

 

「豊さの分かち合い」。

僕が農園に訪れて、作業のお手伝いをすることができるのは、僕に時間があるためできることです。またこのように発信することで、読んでくださる方にお伝えすることができます。

これは僕に”時間の豊さ”と”体力の豊さ”があるためにできることです。

 

「分かち合い」のとこですが、今回訪れた農家さんもそうですが、みなさん僕に時間をとっていただき、これまでの経験やそれぞれの思想・哲学を教えていただきました。

経験や思想・哲学も豊さだと思っています。

 

また、これまで出会った生産者の皆さんは、帰り際に採れた野菜などプレゼントしてくださいます。

これも、そこの農家さんとそこの土地でできた豊さだと思っています。

 

「地球の大切さ」も「人を大切にする」も「豊さの分かち合い」も、生産現場にくと、想像の何十倍も実感することができます。

 

一度、生産の場に足を運んでいただいて、人によって異なるかもしれませんが、たくさんの大切なこをと感じていただければと思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

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