Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

9歳以上の方におすすめしたい本です!!【社会問題について】

豊な自然、誰もが自分に合ったサステナブルな暮らしを送れるために活動をするじゅんじのブログ

 

今日は、子どもがサステナブルな世界への実現に向けて触れられる、そして子ども自身で考えられる本をご紹介します。

 

「子ども向け」とはいったものの、26歳の僕が読んでみて、すごく勉強になりました。

僕と同世代や、僕よりも上の世代の皆さんにも呼んでいただきたい本をご紹介します!

 

1. 12歳の愛華さんが亡くなる寸前に書き上げた絵本『地球の秘密』

対象年齢

9歳〜

著者が12歳なので、小学生も理解できる内容です!

紹介内容

この絵本の著者は12歳。書き上げた二日後、著者は亡くなりました。

 

地球の秘密』は、環境について調べてまとめるという国語の課題で、坪田愛華さん(当時12)が創った絵本です。

 

地球の歴史、自然界のバランス、環境問題について、坪田愛華さんのわかりやすくて、可愛らしい絵で描かれています。 

 

この『地球の秘密』は、「国連グローバル500の賞」を受賞しました。

坪田愛華さんのこの受賞は、世界で初めて子どもに贈られた賞です。

 

『地球の秘密』は世界11カ国で翻訳され、環境の絵本としては異例の60万部。

 

 この絵本のストーリーの後に続くページには、坪田愛華さんの言葉や作品を描き上げるまでの生い立ちについて書かれおり、この絵本を閉じた頃には涙がボロボロと溢れだしてしまいました。

 

『地球の秘密』の末には、坪田愛華さんの言葉があります。

「子どもは親を鏡に育つよね。人間は、地球を鏡にして生きなくっちゃ。」

 

「太陽は沈む時が一番美しく輝くんだよ」

 

「『昨日』は大人のしたこと。『明日』は子供のすること」

 

 

環境問題は、何歳であろうと、どんな場所にいようと、世界中のみんなの課題です。

 

坪田愛華さんが残してくれたこの絵本を通して、子どもも大人も、今住んでいる地球の現在と未来について考えていきたいと思います。

 

ぜひ、読み聞かせや、子どもの自発的な読書の他に、環境教育についてのワークショップや、子ども施設に置いていただき、より多くの方に『地球の秘密』を読んでいただけたらと思います。

 

 

 

 

2. 子どもが社会に参加できること、そしてのその方法が学べる『10歳からの民主主義レッスン』

対象年齢

小学3年生~

 

紹介内容

この本から学べることは、子どもでも、大人と同様に、社会や政治に参加することができ、自分の意志を表明し、行動して社会を変えることができることが学べ、さらにその実践する方法が学べます。

 

僕たち日本人は、政治に参加することが難しい環境にあると思っています。

投票率が低く、政治と自分の生活が密接に結びついていることを感じれる方が少ないような気がします。

その理由の一つに、「自分が行動しても社会は変えられない」と思っていたり、「黙って大人しくしてれば争いは起きない、忍耐=美学」のような教育をされてきました。

 

その結果、僕らは社会に対して意思表示をすることがなく、政治に関して無関心で、黙って社会が変わるの待つ。声をあげれば叩かれる。

みたいなこと自然と脳に吹き込まれています。

 

しかし、この本では、社会に参加して、意思表示をすることが大切だということが学べます。その方法が実践しやすいような内容になっています。

 

社会に何に対して不満を持っているか。

また、その不満はどこにどう掛け合えば、解決の道につながるのか。

 

議会の仕組み。民主主義とは何か、またのその民主主義の仕組みなど、僕らに必要なこと学べます。

 

この本の内容についてを、僕はもっと早くからか学びたかったと思っています。

 

この本には、いち市民として行動をして、社会を動かした歴史上の人物の紹介もされています。

 

社会の安定が壊れてきている今に呼んでいただきたい本です。

 

子どもというよりは、僕と同世代の20代、また僕よりも上の世代の皆さんに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

子どもも大人も一緒に学べて、親子または学童などで一緒にワークショップ形式でこの本の内容を実践できる、そんな内容です。

 

 

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

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