豊な自然、誰もが自分に合ったサステナブルな暮らしを送れるために活動をするじゅんじのブログ
今回も前回に引き続き、子どもがサステナブルな世界への実現に向けて触れられる、そして子ども自身で考えられる本をご紹介します。
前回の記事は以下を紹介しています!
・12歳の愛華さんが亡くなる寸前に書き上げた絵本『地球の秘密』
・子どもが社会に参加できること、そしてのその方法が学べる『10歳からの民主主義レッスン』
今回紹介する本も、前回と同様に「子ども向け」の本ですが、26歳の僕が「読んでよかった!」と思った本です。
僕と同世代や、僕よりも上の世代の皆さんにも呼んでいただきたい本をご紹介します!
1. 多くの人に届けたい、小さなハチドリの物語『私にできること』
対象年齢
6歳
紹介内容
この物語は、南米の先住民から伝わって、日本にやってきました。
体調7cmのハチドリのクリキンディが、その小さなくちばしに水を含み、ポトポトと水を垂らして山火事を消していく。
それを見ていた動物たちが、クリキンディをからかいます。
クリキンディはその動物たちに向かって、
「私は、私にできることをしているだけ」
山火事を消すために、「自分ができること」をやっていく。
この『私にできること』は、あの坂本龍一さんも好きな作品だそうです。
この物語から、大切なこと大きく分けて2つ得ることができました。
①自分だからできることを、ひたむきに続けることに大きな意味があること
② あなたの行動は間違っていない、という自己肯定感のアップ
いくつかの会社や飲食店などでは、この『私にできること』に関係した名前を会社名や店名されているところもあります。
自然エネルギーの会社、「ハチドリ電力」さん。
https://hachidori-denryoku.jp/
ハチドリ電力さんが投稿されている『私にできること』の動画、1分ほどですので、是非ご視聴ください!
より多くの方に、できれば世界中に『私にできること』が広がればと思っています!
2. 知ることは感じることの半分も重要ではない『レイチェル 海と自然を愛したレイチェル・カーソンの物語』
対象年齢
6歳〜
紹介内容
環境問題の代表作であり、農薬の恐ろしさで世界中で読まれている『沈黙の春』。
その『沈黙の春』の著者である、レイチェル・カーソンの生い立ちを絵本にした作品です。
小さい頃から母親と自然に触れて遊び、そして小説を書いて育ったレイチェル・カーソン。
大人になっても顕微鏡で生物の研究をしたり、文章を書いて生活をされていたようです。
レイチェル・カーソンにとって、生き物に触れることと、文章を書くことは好きなことであり、そのふたつが『沈黙の春』を創ることに繋がります。
従来の義務教育で学ぶ5教科の他に、好きなことに素直に取り組めることが大切
だ、とこの本を読んで感じました。
レイチェル・カーソンは世界中に名前が知れ渡っていますが、お金持ちの家庭ではない、好奇心溢れた、地球が好きな研究者。
“知ることは感じることの半分も重要でない”
レイチェル・カーソンの言葉です。
この絵本からこの言葉の意味が伝わってきます。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を中心に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!