Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

経口中絶薬のパブコメが実施されていました!

昨日(2/1~2/28)まで、経口中絶薬(飲む用の)のパブリックコメントが募集されていました!

僕もパブコメを書きました!

 

この「経口中絶薬の承認を進めるパブリックコメント」について僕の周りでは、一大ニュースになっていました。

でも、僕たちだけがただ盛り上がりっていたら、民主主義ではない!と思ったので、

今回は「経口中絶薬の承認を進めるパブリックコメント」についてお話しさせてください!

 

経口中絶薬のパブコメの前に、緊急避妊薬のパブコメについて触れます。

そしてパブリックコメント、通称パブコメとはなんぞ?の後に、昨日まで実施されていた経口中絶薬の話題についてお話したいと思います!!

#民主主義とは

 

[目次]

1. 緊急避妊薬(アフターピル)を薬局に!!

2.パブコメとは?

3. 経口中絶薬の使用承認へ!!

 

 

1. 緊急避妊薬(アフターピル)を薬局に!!

何らかの理由で、避妊を失敗したときに、72時間以内に服用すれば、高い確率で妊娠を避けられる。

望まない妊娠を、防ぐことができるのが緊急避妊薬(アフターピル)。

 

日本では年間で61万件、予期せぬ妊娠があると言われています。

 

2020年3月以降、特に10代からの予期せぬ妊娠相談が急増しているようです。

 

その理由には、某ウイルスの影響で外出できなくなり、自宅でパートナーと過ごす時間が増えたことや、SNSを通じて性被害にあったことや、身近な相手からの性暴力など、さまざまな理由によって、若者と呼ばれる層の相談が急増しているようです。

 

日本では、緊急避妊薬を使用する際は、まず産婦人科に行って、そこで処方箋をもらいます。

緊急避妊薬は、1万円前後ぐらいするので、10代の若者にとっては、かなり高い値段です。

 

性教育もあまり先進ではなく、性生活=不純のような認識を持つ方が少なくないため、なかなか家族や先生や身近な人に相談しづらい雰囲気があります。

性に関しての悩みは、僕もあるのですが、相談になかなか踏み込めないでいます。

#いつかこのブログを通じて

#お話しできたらいいな

 

緊急避妊薬は、WHOの必須医療品に指定されていて、世界約90カ国で処方箋なしで薬局で購入することができます。あ、日本以外でね。

 

必須医療品とはなんぞや、ですけど、

 

大多数の人々が健康を保つために必要不可欠なものであり、決して不足することなく、必要とする人にとって適切な投与形態で、誰もがアクセスできる値段で提供されるべきものである

http://bit.ly/3Y4tmOV

 

そうなんです。WHOは「誰もがアクセスできる値段で提供されるべきもの」と言っています…

 

だから、、

わざわざ産婦人科に行かずに、日本でも薬局で安く手に入れることができたらいいよね!ということで、

 

パブコメ(パブリックコメント)が集められました!

 

2.パブコメとは?

パブコメ(パブリックコメント)とは、国が決める政策について、一般市民の意見を集めて、政策の公正さを保つために行なわれています。

 

誰でも、インターネットを通じて、国が進める政策に意見を送ることができるものです。

 

どこから提出できるの?ですが、

トップ | e-Govパブリック・コメント

↑に、現在募集中の一覧があります!

まだ意見を送ったことない方は、一度送ってみてください!

 

アフターピルに関するパブコメ45000件集まったようです!

この後、薬局で誰でもアクセスできるようになるかはわかりませんが、どうか変わってほしいと思います!

 

そのほか、わかりやすいパブコメについての説明は

https://www.joicfp.or.jp/jpn/wp-content/uploads/2022/12/8aeac17395ecd2a760d00835565e06be.pdf

に記載されていますので、みていただけたら、なんて思います。

 

このアフターピルについてのパブコメと、この後にお話しする経口中絶薬についてのパブコメ以外で、何度かパブコメを出したことがあります。

その中には、意見を反映されたものもありますので、ぜひ諦めないでいただきたいです!

 

パブコメは、僕たちの権利を大きく使える方法です!

 

僕たちの暮らしが尊重される政策を僕たちで作っていきたいです!

 

このアフターピルも、ぜひ薬局で誰でもアクセスできるようになればと思います。

 

僕も、ここで言うのもあれなのですが、

避妊を失敗したことがあります。

 

避妊をもともとせずに、行為に至ったわけではなくて、避妊具が破損してしまったことがあります。

当時は20歳の大学生で、まだ自立もできていなく、家族として生きていく知識なんてありません。

 

頭の中はパニックでどうしたらいいか、あたふたしました。

 

さらに土曜日だったので、二日待たないと産婦人科に行くことができませんでした。

 

結果的には、二日後に二人で産婦人科に行ってアフターピルを使用でき、ことを納めることができましたが、二人にとって大きな出費と体力や精神に負担をかけるものでした。

 

多くの人に少しでも安心して、性生活を送っていただきたいから、本当に変わってほしいなと思います!

 

3. 経口中絶薬の使用承認へ!!

厚生労働省の専門家部会は1月27日に、経口中絶薬(飲む用の)の使用を容認する意向を固めました。

 

今後、検討を重ねてパブリックコメントを実施し、来年3月には経口中絶薬の可否の意向を示すこととなっています。

 

昨日まで、経口中絶薬の使用の承認のパブコメが集められていました!

 

本当に、馬鹿でなんで期限以内にパブコメが募集されていることを記事にしなかったんだ、とすごく反省しています。

このブログの目的は、「社会をサステナブルに自分が生きやすい社会にしていく、自然✖️民主主義」を目的としているの、本当にアホだと思っています。

 

でもこの内容はやっぱり共有していきたいので、進めさせてください!

 

これまでの中絶方法は、

 

・掻爬(そうは)法や吸引法

妊娠初期中絶の段階で行われる

 

・プレグランディン

膣座薬中絶薬で主に妊娠中期で使用

 

・経口中絶薬

今後承認が進めば、経口中絶薬も新たに使用されることになる

 

↑は一般社団法人Voice Up JapanのInstagramの投稿からです。

日本では掻爬方が中絶の方法として主流で80%はこの方法です。

 

掻爬法は、金属製の器具で子宮内を描き出し、体に傷がつく可能性が高く、また15万円かかります。

 

アメリカでは多くて4%、イギリスでは0%です。

 

経口中絶薬は、世界約70カ国で使用されており、すでに30年前に導入されている方法です。

 

経口中絶薬の使用にはハードルがあります。

 

処方ができる人は、その中絶処置の資格がある医師だけに限りがあったり、当面は入院ができる設備がある医療機関のみで限定されていて、使用実績を厳格に管理。

また、使うには配偶者の同意が必要とのことで、

ハード面とソフト面でハードルが高く、

当事者に、さらなる負担をかける規定があります。

 

ということで、政府が正式承認に向けて、パブリックコメントを2/1~2/28の間に実施していたのです!

 

先程もお伝えしましたが、昨日まで行なわれていて、もう提出することはできません。

 

しかし、このパブコメがどう反映されるのかを僕たちがしっかり見ることも大切なことだと思います!

 

共有させていただきありがとうございます!!

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 

じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!

 

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