Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

キッチンカーを始めたきっかけは出会いから!

人の出会いと物語の出会いから!

週末、土曜と日曜でキッチンカーを出動させていました!

 

キッチンカーでは、フェアトレードのオーガニックコーヒーと無農薬の甘夏ジュースを販売していました。

 

キッチンカーでの出動は初めてでなはく半年ぶりぐらいの出動で、半年前までは二週間の隔週末の土日かな?そのぐらいの頻度で出動していました。

 

出動する場所は、暮らしにオーガニックの選択を広げるコンセプトのマルシェであったり、ヴィーガンの食材しか提供しないマルシェとキャンプが混同したイベントや、有機栽培の農園での出店だったり、「環境にいい」「生き物に優しい」をコンセプトにしたイベントなどに出店してきました。

 

今日は出店している時に、「そもそも何でキッチンカーを始めたのだろう?」とお客さんと話している時に思い返していたので、僕がキッチンカーを始めた理由について話させてください!

 

ちなみに、半年ぶりにキッチンカー出動させたきっかけについてはこちらの記事に書いていますので、こちらも是非、読んでいただきたいです!

 

junji-greenlab.hatenablog.com

 

junji-greenlab.hatenablog.com

[目次]

1. とある人との出会いから

2. 想いを伝える手段

3.『私にできること』

〈自然由来のハンドクリーム〉

 

1. とある人との出会いから

一昨年に、35年以上前からフェアトレードのビジネスをしている方と出会ったことがきっかけ。

 

名前をすごく出したいんですけど、仮の名前で進めさせてください。

背が高くて森を守る活動されているため、高森さんという名前にします。

#異論は

#受け付けません

 

高森さんは、4つの会社の代表をされている方で、全て環境問題を解決するためにビジネスをされています。

 

森林農法といって、森との共存をさせながら作物を育てる方法で栽培されたコーヒーの焙煎や卸の事業をされていたり、オーガニックやヴィーガンの食材を提供するカフェをやっていたり、環境に関する本を出版していたり、NGOをやっていたりしている方です。

 

実は高森さんは、日本に「フェアトレード」という言葉がない時代から、フェアトレードの形でコーヒーを輸入し販売していたそうです。

 

それが30年以上前に。

 

農薬が地球を汚染することを知って、まずご自身で有機栽培で作物を育てて、作物を売りにいきます。

しかし、形が悪かったり、お客さんが買ってくれそうな綺麗な見た目ではないため、売れなかったそうです。

 

かなり話は飛びますが、

そして、有機コーヒーの事業するために、南米へ有機栽培でコーヒーを栽培している農家さんを探しに行かれたようです。

 

しかし、「そんな農家はいない」と断れまくられました。

 

その数は100回以上。

そして一度の渡航では見つからなかったため、もう一度南米へ行き、また有機栽培のコーヒー農家さんを探しまわります。

 

有機栽培のコーヒー農家を探している日本人がいる」という噂が、広まっていたようで、噂を嗅ぎつけた農家の方が、高森さんと出会うことになりました。

 

その方は有機栽培でコーヒーを栽培されている方でした。

高森さんはその農家さんの自宅とコーヒー農園に行くことになりました。

 

農家さんは、まず家族のことを紹介します。名前や得意なことなど。

 

そしてコーヒー農園を一緒に歩き、丸一日かけてお話しをされていたそうです。

 

そして、高森さんは、この農家さんからコーヒーを輸入することを決め、日本ではまだ名前がなかった「フェアトレード」が始まりました。

 

 

 

そうそう、僕が高森さんと初めて会ったとき、高森さんからこのようなお話しを聞きました。

 

それまでの僕は、地球を汚してきたのは僕よりも一世代、二世代、それ以上の世代の人たちで、何で早くから取り組まなかったんだって、思っていました。

不快な想いをされたら申し訳ありません。

 

だけど、30年以上前から環境問題のために人生を賭けてやっている話を聞いて、考えを改めるようになったし、高森さんにものすごく感謝したんです。

 

そんな高森さんとお仕事したいって思ったことが、キッチンカーを始めるきっかけにな

ります。

 

 

2. 想いを伝える手段

生産者の想いや環境問題を伝える手段として。

 

高森さんとの出会いから、高森さんと一緒に仕事をすることになりました。

 

それで僕が始めたのキッチンカーです。

 

30年以上前にフェアトレードでコーヒー豆の輸入を始めて、今ではメキシコやエクアドル、ブラジルやタイなどの国々からフェアトレードでコーヒー豆を輸入しています。

 

フェアトレードは、生産者と輸入する人とのお互いの顔を知った上で契約するので、僕もそれぞれの生産者の顔や暮らし方、栽培方法を知っています。

 

ちなみに、初めてコーヒー豆を輸入することになった農家さんは2003年にお亡くなりになりましたが、そこの農園のコーヒーは今も続いています。

 

生産者の想いや、フェアトレードがいかに素晴らしいか伝える手段、そしてオーガニックの選択を広げる手段としてキッチンカーを始めたのです。

 

それともう一つ、始めた理由です。

 

それは、仲間を増やすためです。

 

どんな仲間というと、環境問題に取り組む人を増やすためです。

 

以前にも何度かご紹介しましたが、『私にできること』という南米から伝わるものがたりをご存知でしょうか。

 

『私にできること』は、ハチドリのクリキンディが、小さいくちばしで水をすくって、少量の水を落として森を消そうとするものがたりです。

 

このクリキンディの話に僕がすごく感動しちゃって、キッチンカーの名前を「ハチドリカフェ」という名前にしました。

 

そして、「各地でフェアトレードのコーヒーを提供するキッチンカーが増えて欲しい」、このものがたりで言う、「クリキンディが増えて欲しい」と言う想いからキッチンカーを始めました。

 

そうそう!この思いがあったんです!

 

3. 私にできること

『私にできること』は南米に伝わる、短いものがたりです。

 

実は、この物語を日本に伝えたのは高森さんともう一人の方なんです。

 

この物語は、高森さんとお会いする前から知っていましたが、まさか高森さんが広げたことを知って驚きました。

 

だからこそ、余計にクリキンディを増やしたいって思えました!

 

何度か、この物語を紹介しましたが、もう一度この物語を紹介させてください。

 

 

森が燃えていました

森の生きものたちは

われ先にと逃げて行きました

でもクリキンディという名のハチドリだけは

いったりきたり

くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは

火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て

「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います

クリキンディはこう答えました

「私、私にできることをしているだけ」

 

 

 

 

 

そんなこんなで、キッチンカーを初めてきっかけのお話しでした!

 

今日このお話をお客さんとしていて、皆さんに共有したいと思ってお話しさせていただきました。

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 

じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!

 

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