温暖化、温暖化って言うけど、どうなん?深刻なの?
地球温暖化って、わたしが物心着いた頃にはすでに耳に入っている単語で、夏が来る度に暑さは増していく。
氷河が溶けたり、台風の勢いはましていく。
今後はどうなっていのか。何が予想されているのか。世界では何が起こっているのか。
これからお伝えしていきますね!
[目次]
地球温暖化について
温暖化の仕組み
原因
2022年の出来事
パキスタンの大洪水
フランスの間伐
カリフォルニア火災
世界で対策
カーボンシュートラル
私にできること
地球温暖化について
地球温暖化について、そもそもなんで温度が上がっていくのか。実際に上がっているのか。まずは地球温暖化が何かを知りたいと思います!
社会問題の地球温暖化
わたしたちは、地球の肌感覚の温度が上がっていくことを「地球温暖化」と言っていますよね。この「地球温暖化」は、産業革命から温暖化が始まったとされています。
実際に産業革命以降から現在まで、地球の平均気温はどのくらい上昇したかというと、「1.2℃」上昇したと言われています。
「1.2℃ってそこまで上がってないじゃん?」「4,5年前の夏と今年の夏で1.5℃上がってんだけど」
と、思われた読者のかたがいらっしゃるかもしれません。
これは「地球の平均気温」のことです。地球には、みなさんご存知もご存知だと思いますが、地球は夏みたいに暑い時もあれば、冬みたいに寒い時もあります(知ってた??)。
そして、砂漠のように暑い場所もあれば、北海道みたいに寒い場所もあります(知ってた?)。
そうやって地球は一年を通して一定の気温に保たれている状態が地球の平均気温。
それが、1850年ごろの産業革命以降から1.2℃上昇しています。
それでも1.2℃て低いな、と思われるかもしれませんが、地球にとって1.2℃は大きな変化なのです。
よく人間の体温と比べられることがあるので、この1.2℃を自分の今の体温から1.2℃上がった時のことの考えてみてください。少しキツく感じませんか?
地球も同じように少しキツくて、人間でいう微熱の状態なんです。
実際に1.2℃上がったことによって、世界各地では多くの災害が発生しています。
森林火災、間伐、洪水、勢いをます台風、食糧不足など…
後ほど、2022年に起きた代表的な災害をご紹介します。
これがわたしたちがよく耳にする地球温暖化です。
原因
気温上昇の原因は、人間社会の温室効果ガスの排出が原因であることは疑う余地はないと言われています。
この結論は、世界中の科学者が集まるグループ「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第6次評価方向書で発表されました。2021年8月の発表です。
二酸化炭素やメタン、一酸化炭素が地球温暖化の原因となる「温室効果ガス」です。
特に一番大きく占めるのが、二酸化炭素。
日本の二酸化炭素排出量の割合を見ると、「エネルギー転換部門(40.4%)」「産業部門(24.3%)」「運輸部門(17.0%)」。
(2020年度 日本の部門別二酸化炭素排出量の割合 出典:温室効果ガスインベストメントリオフィス)
これがトップ3の原因です。
二酸化炭素は、燃やすことで発生したり、自動車の排気ガスだったり、電気を作ったりすることで発生します。
2022年の出来事
地球温暖化が進行していく中、世界各地では災害の数も規模も大きくなっています。
昨年まででいうと、200人弱が犠牲になったドイツの洪水や類焼面積107,000平方キロメートルにもなるオーストラリアでの森林火災。
他にも、数多くの災害が、気候変動によって起きています。
2022年の出来事はどうでしょうか?
パキスタンの大洪水
南アジアに位置するパキスタン。2022年6月のモンスーンの時期に、大洪水が発生しました。
この洪水での9/1までの被害は、1208人が死亡しており、うち416人は子どもです。
全人口の約15%にあたる3300万人以上が被災、国土の約3分の1が水没しました。
ちなみに、パキスタンの国土面積は約79万6000平方キロで日本の本州の面積は、約22万8000平方キロ。
つまり本州を上回る面積が洪水によって、水没しています。
この大洪水の原因は、気候変動に伴った地球温暖化です。
パキスタン北東にあるヒマラヤ山脈の氷河が溶けて、洪水を悪化させたと言われています。
地球温暖化の原因である温室効果ガスですが、パキスタンは世界が排出する温室効果ガスの1%も排出していません。
「氷河が溶けるのは地球温暖化の結果。パキスタンCO2排出割合は世界の1%以下。
世界の気候を「生き地獄」にする温室効果ガスの排出にはほとんど加担していない」
とのこと。
温室効果ガスを排出に大きく加担しているのが先進国にも関わらず、一番初めに大きな影響を受けているのが、温室効果ガスの排出の加担に影響がかなり少ない、パキスタンのような国々です。
フランスの干ばつ
フランスでは、歴史的な干ばつを記録しました。
フランスの気象庁によると7月の降水量は9.7ミリ。1961年の3月以来、最も乾燥した月を記録したんです。
93の地域では水の使用が制限され、北西部や南東部のほとんどで農地への給水が禁止されています。
首相官邸によると、フランスの観測史上最悪の干ばつだという。93の地域で、水の使用が制限されている。北西部や南東部のほとんどで、水を節約するため、農地への給水が禁止された。
フランス本土の大半が水不足の影響受けており、農作物の収穫が減るかも懸念されています。
ウクライナでの戦争で世界的な食糧危機が、さらに悪化して物価高騰に影響を与える恐れも。
まとめ
今回は地球温暖化とは何か、地球温暖化がもたらす現状を共有しました。
紹介した海外の事例は一部に過ぎません。
他にも、アメリカやヨーロッパでは気温50度前後にまで達したり、豪雨洪水、山火事なども発生しています。
このままだと、100年後には一年の半分以上が夏になると言う記事も出ています(ここにBBCの記事を出す)
私たちにできることは、まずは知ることだと思いみなさんに共有させていただきました。
ここから先、どうするかはまだ手探りでどう社会が変わってくるのを、見つけなきゃいけません。
私は地球温暖化の原因の大部分がエネルギー部門としり、再生可能エネルギーに変えました!
これだけでは足りないと思います!
ぜひ一緒に考えて欲しいです!
これからもよろしくお願いしますね!