Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

暮らしから地球環境に優しく!!『パーマカルチャー』ってなに??

パーマカルチャー??半農生活?

 

以前、この前の記事で、地球温暖化についてお話しました!

 

地球温暖化の原因は、温室効果ガスで特に二酸化炭素の排出が大きな原因。

さらに悪化させているのは、人々の暮らしが地球温暖化を悪化させているとお伝えしました。

 

火力発電によるエネルギー排出、工業型畜産、ファッション産業などの

エネルギー部門だったり、産業部門が地球に負担大きくかけているのです。

 

そんななか、『パーマカルチャー』という概念?暮らし方?哲学?が地球に負担なく、人々の暮らし方をより豊かにするといわれています。

 

パーマカルチャーってなにー!!!テツガク??クラシカタ…??

教えてーー!!!!

 

[目次]

パーマカルチャーとは

パーマカルチャーの親

パーマカルチャーらしい暮らし方

あなたらしいパーマカルチャーを見つけよう

 

パーマカルチャーとは

パーマカルチャーの言葉の意味は、「パーマネント(permanent 永久の、永続する)」と「アグリカルチャー(agriculture 農業)」、「カルチャー(culture 文化)」を掛け合わせた造語。

 

持続可能な暮らし方、農業を基礎とした永続可能な文化を意味しています。

 

パーマカルチャーは、自然を拠りどころとし、自然と折り合いをつけながら、私たち人間が地球上で持続的に生きていくライフスタイルを基本とするものです。農業、それも多くの化学肥料、化学農薬を投じる観光農業ではなく、より自然の成り立ち、仕組みを理解し、重視する永続的な農業を基盤としながら、林業水産業、健康、環境、地域社会のあり方まで暮らし全体の問題を領域としています。

ー『パーマカルチャー 自給自立の農的暮らしに』パーマカルチャー・センター・ジャパン

 

とのこと。

 

その土地とか文化を理解して、その土地にあった、その土地に負担をかけることのない暮らし方をしようということもたいです。

 

例えば、その地域ではイモ類がよく育つなら芋を育てる。その地域では高低の差が激しい場合、その高さや低さを生かして、高い場所から流れる水を集めて、池にして畑や生活用水にしたりすること。

都会に住んでいて、畑とかできない場合は、ベランダでプランターと使って自分が食べれるだけの野菜を栽培したりすること。

 

その土地のこと理解して、無理に開発や負担はかけないで暮らすこと。

 

パーマカルチャーの実践されている方は、パーマカルチャーのことを「暮らしのデザイン。私たちは、デザイナーなんだ」と言っています。

 

あーー、なんかかっこいい!!

 

 

パーマカルチャーの親

そんなパーマカルチャーですが、いったいどこで生まれたのでしょうか。

 

火付け役は?どういった背景で?

パーマカルチャーは、1970年代にオーストラリアのタスマニア大学の教師であったビル・モリソン、そしてビル・モリソンのもとで学んでいたデビット・ホルグレンが提唱した考え方。

 

1970年代というと、地球温暖化が問題として捉えられた頃。

環境への意識が高まり始めた、運動のひとつが「パーマカルチャー」。

 

パーマカルチャーの親であるビル・モリソンはタスマニア生まれ。

タスマニアとはオーストラリア南海岸沖に位置する離島でオーストラリアの州です。

ほとんどが公園や保護区にっていて、広大で険しい大自然で知られています。

 

彼は、漁師や森林労働などさまざまな仕事をしていたようですが、やがて環境保護運動に身を投じるようになったようです。

 

「NOといわず、YESといおう!」

反対位したり、現状を告発するのではなく、具体的にどうすればいいのかを提示し、実践する……そこからパーマカルチャーが生まれ、始まったのです

ー 『パーマカルチャー事始め』 臼井健二 臼井朋子

 

ビル・モリソンのこれまで自然の豊さと共に暮らしてきた経験、地球温暖化が深刻化が始まった中で生まれた「パーマカルチャー」。

 

当時よりも深刻してきた地球温暖化。そんな状況の中で生活しているわたしたちにも大切な言葉ですよね。

 

パーマカルチャーらしい暮らし方

 

パーマカルチャーがなんとなく理解できましたか?

「自然に寄り添った生き方」「その土地に合った、負担をかけない暮らし方」という認識でいいと思います。

 

いったいどんな暮らし方、パーマカルチャーらしい暮らし方なのでしょうか?

 

それはその場所による!が正解だと思いますが、パーマカルチャーの指針となる基本要素、倫理観をここで共有します。

 

〈パーマカルチャーの基本となる3要素〉

1. 自然のシステムをよく観察すること(そのための感性を磨くこと)

2. 伝統的な生活(農業)の智慧を学ぶこと

3.現代の科学的・技術的知識(適正技術)を融合させること

 

「1」についてはどんな地形なのか、どんな生物がいるのか、風通しの良い場所とかそういう観察のことだと思います。

地形やその地によって、よく育つ作物もあるし、風が強いとこでは風に弱い作物は育たないし、太陽の光がよくさす場所に家を建てれもちろん温かい。

そんなことに気づくことが大事なんだなと感じます。

 

「2」は、その地域から永く続くものは、永く続いただけに持続可能で負担をかけないもの。だから伝統を学ぼうということ。

「耕さない。肥料・農薬を用いず、草やむしを敵としない」自然農のやり方では、やっっぱりその地域のやり方があるし、お祭りごとだって地域の人が集まるイベントになっています。実際に祭りがなくなると地域は衰退していくと言われています。

伝統は永く続いているからこそ伝統で合って、永く続いていることは持続可能じゃん!と言うこと!

動物を犠牲にしたり、人を傷つけるような、なくなって欲しい伝統もありますが…笑

 

「3」、、これは知らなかった…

パーマカルチャーって現代の技術をしようせずに、その土地のもの活かして持続可能な社会を作っていくものだと思っていました。

へー。

確かに、都会でパーマカルチャーを実践されているソーヤ海さんの著書『都会から始まる新しい生き方のデザイン URBANPERMA CULTUREGUIDE』では、ソーラーパネルとか温水器とかも都会でのパーマカルチャーの暮らし方に記載されている。

面白い!

 

次にパーマカルチャーの倫理観です。

① 自分自身を高めていくための「自己に対する配慮」

② すべての生物や無生物に対して心配りをする「地球に対する配慮」

③ 人間の基本的欲求を満たす「人間に対する配慮」

④ 自然からの恵みと一人ひとりの人間が持つ才能を十分に生かしていく「余剰分の共有」

 

うんうん!

この変化が激しい世の中で、時間に余裕がなく自分のことでせえも見つめることができなくなったり、遠い国の人が戦争や貧困で苦しんでいることも無関心になっていく。

大量生産、大量消費、大量廃棄の現場に「足るを知る」をこと。その余剰分は与えること。パーマカルチャーって、今に本当に大切なことだと気づきました!

 

あなたらしいパーマカルチャーを見つけよう

パーマカルチャーの基本3要素と倫理観これが理解していれば、どこでもパーマカルチャーの暮らし方を実践できると思います!

実際に、私も家に堆肥場所を作り、ミミズを呼び込んで良い土を作ることができました。その土で畑をつくり野菜を育てて、友人にあげたりして、循環させることができています。

これはわたしなりのパーマカルチャー。

誰でもできるその土地だらではのパーマカルチャーがあります!

ベランダでのコンポストだったり、鉢植えで育ててみたり、太陽の光を生かしてご飯を作ることもできるみたいです!

実践してみると、なぜか自分の豊かさを感じることができますよ!

是非、実践されみてくださいな!