半年前に二羽のニワトリを飼っていました!
一時期、ニワトリを飼っていた時期があったんです。
オスとメスの二羽で、名前はオスは「山」でメスは「海」。
自然に囲まれた場所に半年前まで住んでいて、裏には山があって目の前には海があったのでそう名づけました。
この二羽のニワトリから、「養鶏の現場」についてと「ヒトとの共存」について学ばせてもらったので、お話させてください!
[目次]
1. バタリーケージで育ったニワトリ
2. ニワトリと住んで学んだこと
1. バタリーケージで育ったニワトリ
ニワトリを2羽を保護して飼っていました。
経緯は、友人から「ニワトリを飼ってくれる人を探している」というメッセージが来ました。
引き取り手がいない場合は捌かれて食べられると聞いて、すぐに連絡しました。
そこからオスとメスのニワトリ二羽を飼うことにしたんです。
実は4羽引き取る予定だったのですが、すでに2羽捌かれていたようです。
名前は冒頭でお伝えしましたが、メスは「海」でオスは「山」。
引き取った直後の二羽の様子ですが、メスの海は特に怪我もなく健康的でしたが、オスの山の方は羽根がボロボロで、赤いトサカには黒の模様?はんてん?がありました。
この二羽はもともとバタリーケージという方法で飼われていたニワトリだったんですね。
バタリーケージとは、ニワトリをケージに収容して、そのケージを積み上げて飼育する方法です。
多くのバタリーケージが、40㎠の広さに高さ40cm~45cmのケージに二羽のニワトリを収容するようなんです。
このバタリーケージは、動物福祉(動物たちのストレスをできるだけ取り除き、動物の生命を尊重すり考え方)の観点から、欧州連合(EU)で2012年に禁止されています。
また、アメリカでは、マクドナルドやスターバックスなどで、2025年までにケージフリー(平飼いなど)の卵を調達することを宣言しており、鶏卵の7割がケージフリーになるという試算があるようです。
しかし、日本では92%の養鶏場でバタリーケージを採用しています。
バタリーケージは、ニワトリ同士がつつき合って外傷を負わせたり、動けないことによるストレスなどによって不健康なニワトリになってしまいます。
また、ニワトリを密集させるように飼育するため、鳥インフルエンザなどの感染症から、ニワトリ守ることができずに、多数のニワトリの命を奪うことにつながります。
僕が引き取ったオスのニワトリの山は、羽根がボロボロで、バタリーケージの環境について考えさせられました。
またトサカの黒い模様ですが、はっきりとはわかりませんが、調べたところ、鳥インフルエンザの可能性がありそうです。
山は引き取って10日で命を引き取りました。
2. ニワトリと住んで学んだこと
話が変わって、
ニワトリを飼ってみて思ったことなんですが、ちょー楽しいですよ!
アニメや映画などのニワトリの描写は、なぜかかなりバカにしているような描き方されていますよね。
”3歩進むと忘れる”と言われているくらい、なぜか頭が悪いようなイメージのニワトリ。
飼ってから思うのですが、全くそんなことはありません!
#声を大にして言いたい
#だから文字太くしてみた
僕のこと覚えて懐いてきますし、小屋の場所も覚えていて、普段は放し飼いで外にいるのですが、夕方になると小屋に帰っています。
意外と可愛んですよ。
#愛しいんす
ニワトリくん、自宅の庭の手入れをしてくれます。
#くん呼び
草を食べたり、土をくちばしで突いてたり、つめで引っ掻くなどして、土の手入れをしてくれます。
ニワトリさんのフンは栄養があり、鶏糞の肥料として畑に撒いたりしていました。
#ニワトリさん
もちろん、こういった行動は僕が指示して動いてくれるものじゃなくて、ニワトリさんはニワトリさんの習性に従って生きているだけです。
また、エサ代はほとんどかからず、米ヌカを農協から無料でもらってエサにしたり、生ごみを与えたりしていました。
かなりエコなんです!
人間と動物が共に暮らすってこういうことなんだな、実感しました。
ニワトリの行動を制御せずに、ニワトリは習性に従って生きていくことが、ヒトの生活を支えてくれて、ニワトリがニワトリ自身で守りきれない安全などを僕たち人間が支える。
動物と人間の共存について学ばせてもらいました。
ちなみにメスの海は、2021年5月に亡くなりました。
ありがとうございます海さん!
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
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