Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

【休日の過ごし方】無農薬お米の収穫体験から得た”優しさ”と”余白”

 

今回の記事は「無農薬のお米を収穫した休日」についてです

 

 

今日は日曜日ということで、石垣島の無農薬で栽培されている田んぼへ、お米の収穫を体験させていただきました。

 

石垣島では、時期は早いですがこの時期に収穫されているようです。

 

体験には、僕だけでなく石垣島で無肥料・無農薬の農園やオーガニックの食材にこだわった飲食店を営んでいる方や子どもも参加していて、15人ほど体験していました。

 

その体験を通じて、「優しくするってこういうことだな」と感じる場面がありましたので、お米の収穫の様子も混じえながら共有させていただきます。

 

【記事の内容】

子どもとの収穫体験

午前中に無農薬の米の収穫体験に行ってきました。

 

冒頭でもお伝えしましたが、子どもたちも一緒に参加し、大人たちも集まっていました。

ざっと15人くらいの人たちが集まったようです。

 

収穫したお米の種類はいくつかありましたが、あまり覚えておらず…。

 

おそらく4種類くらいだったと思います。餅米と華麗米(カレイマイ)など、他にも2種類ほどありました。

 

僕たちはみんな、子どもたちも含めて鎌を持って収穫に挑戦しました。

子どもたちの年齢ははっきりとは分かりませんが、小学生低学年の子もいました。一生懸命に鎌をを使い、収穫に参加していました。

 

鎌を持っている子どもに、誰も「危ないよ」と言うことはありませんでした。

自由に行動し、経験を積むことができる環境は本当に素晴らしいですね。

 

田んぼでは、全ての収穫作業を手で行うわけではありません。

一部は手で収穫しましたが、残りはコンバインと呼ばれる機械を使って収穫をします。

 

 


収穫された稲は、そのままコンバインで脱穀されます。

 

脱穀した後は、一輪車を使って別の場所に運ぶことになります。

 

その際、子どもが脱穀されたモミが積んである一輪車運び出そうとします。

 

このとき、大人たちが子どもたちの積極的な行動を支える姿がとても印象的でした。

写真をご覧いただくと分かるかと思います!

 

 

この写真を見て、感じました。

 

運んでいる子どもがフラフラと転びそうになっていますが、「重そうだから手伝おうか?」と声をかけるのではなく、

子どもが自分でやり遂げることを信じて、少し手を添えるだけの状況が、本当に良い環境だなと思いました

 

 

脱穀したら乾燥へ!

 

脱穀が終わり、子どもたちの力で一輪車で、もみを運んでもらったあとは、もみを乾燥させます。

 

石垣島のここの農園の乾燥のやり方は通常の乾燥のさせ方と異っていました。

 

九州地方から北の日本では、そもそも脱穀の前に乾燥に入ります。

 

茎がついたまま、稲架(はさ)に稲をかけて、2週間かけて乾燥させます。

 

下の写真が一般的な乾燥のやり方です

よく見ますよね

 

 

 

しかし、石垣島では、脱穀をして乾燥させます。

脱穀したモミを、網の上に薄く広げて乾燥させます。天気が良ければ2時間ほどで乾燥させることができます。

 

湿度が高い、石垣島ならではの乾燥の方法ですね。

下の写真が体験した石垣島の乾燥方法です。

 

このように広げて、定期的に手で混ぜてながら、モミ全体に日光と空気が触れるようにします。

 

 

ギフトをいただく

そして、このお米の収穫体験後、ギフトと余白について考えるきっかけとなったお昼ご飯の出来事ありました。

 

この日、収穫体験に参加していた僕は、お昼ご飯を忘れてしまっていました。

収穫が終わり、帰ろうとしていたとき、一人の参加者から「カレーを食べなよ」と声をかけていただきました。

その申し出に感謝しながら、ありがたくカレーをいただくことにしました。

 

そのカレーは、あまりにも美味しく、タダでは申し訳ないほどの味でした。

 

さらに、飲食店を営む参加者のご夫婦からは、数種類の野菜のお惣菜までいただきました。

そして、田んぼの農園主からは冷凍パインまでプレゼントしていただきました。

 

たったギフトだけで、お腹いっぱいに美味しいものをいただけたのです。

 

ありがたい気持ちでいっぱいで、参加者の皆様と一緒にランチをしました。

 

僕にご飯をくれた方も一緒に話をしていて、その会話の中でこのようにお話しされていました。

 

「自分に余裕がないと優しくなれないじゃん」という言葉が出ました。

 

それは本当にそうだと思いました。僕たちには、心にゆとりを持つことが大切なのです。

 

 

別の機会で出会った自殺者ゼロの活動をされている方との会話でも、同じようなテーマが出てきました。

 

「私にとって豊さとは、余裕があるということ」と。

 

僕が今回、お米の収穫体験に参加できたのも、自分に余裕があったからこそでした。

そしてその場で皆さんからギフトをいただき、お腹を満たすことができました。

 

 

余白を持つこと

余白について、個人的にまだまだ勉強する必要がありますが、僕たちの社会には余白が必要なのだと強く感じています。

 

日常生活において、ムダをする時間や自然のリズムで生きてみるスローな時間を持つことの大切さを改めて実感しました。

 

僕たちはギフトのありがたさと共に、余白を持つことの重要性を再認識しました。皆さんにも、ぜひとも余白を作り出す方法や大切さを考えていただきたいと思います。

 

余白のある日々を送ることで、僕たちはより優しくなり、自分自身や周りの人々とのつながりを深めることができるのかもしれません。

 

ぜひ今回の記事を暮らしのヒントにし、余白を与える・受け取ることをやっていただければと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。 このブログは、Z世代のじゅんじが提案「ムダな時間とスロー(自然のリズム)を大切にしていこう」を発信するブログです。 地球と生き物の命と自分を大切にする暮らしの実験室。

 

 

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