▶︎今回の記事は「食の美味しさと土地のありがたさ」です。
先日、食事をすることだけに集中する”マインドフルイーティング”を実践しました。
その時から食についての意識に少し変化があり、「食の美味しさはどこからきているか」を考えるきっかけがありました。
今回はその経験をお話しさせてください。
この経験から食と〇〇の繋がりを意識することになり、
それは地球や生き物を大切にするサステブルライフを送る上で大切なことだと感じました。
環境が"美味しい"を作る
マインドフルイーティングという食の瞑想を試してみました。
食事をすることだけに神経を集中し、目を閉じて、口の中の状況をじっくりと観察します。
マインドフルイーティングのやり方や体験についてはこちらを参考にされてください。
現在は石垣島に滞在しているため、マインドフルイーティングで石垣島産のパインを手に入れました。
食べることに全神経を集中するこの方法を試すうちに、食べ物の美味しさだけでなく、食材が僕の目の前に届くまでの背景や土地のありがたさを考えることの大切さを実感しました。
パイナップルをいただいたとき、その甘さと香りに驚きました。
しかし、マインドフルイーティングをしている間は、ただ美味しいと感じるだけではなく、この美味しさがどこから来るのかについて考える機会を与えられました。
パイナップルやその他の食べ物にはもちろん生産地があり、全ての食べ物が、どの環境でも育つなんてことはあり得ません。
それぞれ、その土地や気候などに適する場所でしか育ちません。
そして食べ物が育つ土地の気候条件や地理的要素によって、地域の食文化が形成されているいきます。
毎日の食事時間に、単においしいの感情とその先の一歩を考えてみます。
その背後には土地や環境が関わっており、地域の食文化を支えているのです。
伝統料理の美味しさは、その地に適した調理方法があるため、またその調理法を受け継いだからこそ、その美味しさがあります。
環境問題と美味しいものを残すこと
環境問題を考えるとき、”未来に何を残したいものなんですか”と問われることがよくあります。
多くの人が「美しい自然」と答えるですし、私も同じです。
しかし、「美しい自然を残す」ことを考えて環境活動をすると、美しい自然が身近にないため、自然を守ることが自分とは関係のないことに感じる方もいらっしゃいます。
そこで、自分が美味しいと思うものと環境問題やさまざまな社会問題を結びつけて考えると、より意識が高まるのではないかと思います。
だんだんと食べ物の供給が減っているからこそ、自分の美味しいものがこれからも持続可能に食べていけるように考えていくこと大切ですね。
”美味しい!”と土地の”ありがたさ”
それぞれの土地が持つ特産品や伝統的な料理法は、その土地の豊かな風味や特徴を引き出します。
食べ物の美味しさと地域の土地のありがたさを同時に考えることは、僕たちが環境を守り命を大切にする豊な生活の実現の手段だと思います。
食べることは、ただ満腹になる、美味しい、だけではありません。
それぞれの食材が育まれる土地の素晴らしさや努力、環境への影響を考えながら、食事を楽しむことが大切だと、マインドフルイーティンを通じて感じたことです。
食の美味しさと土地のありがたさをイコールで考えることで、僕たちの意識はあらゆることへのつながりを感じて生活することができます。
社会がより豊かな食文化と環境への共感を育むことができると思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございます! じゅんじのブログでは、エシカルライフ、サステナブルライフ、環境問題を主に、あらゆる社会課題について共有したり、心が楽になる、心が健康になるようなことを皆様にお届けします!
▶︎『パーマカルチャー事初め』
まねしたくなるような暮らし。
自然のリズムに合わせたSlowLivingの方法や考え方が紹介されています。