核廃絶について学びました
気候変動などの環境問題については学んできたものの、
恥ずかしながら、これまで核廃絶について勉強したことがあまりなかったです。
今日、核兵器について学ぶ機会があったので、これから「平和」についても学んでいきます!
[目次]
1. 核兵器の数
2. 核兵器が使われたら
3. 小型核兵器について
1. 核兵器の数
2022年初頭の世界の核兵器の数は、約1万2700発あります。
そのうちの約90%をアメリカをロシアが保有しているようです。
アメリカとロシアのそれぞの、軍用保有核は約4000発あります。
広島と長崎に落とされた原爆よりも、さらに強い核兵器が世界に1万発以上あることにかなり驚きました。
思っていた数よりもはるかに上まる数です。
これでも世界の核兵の数は減少しているようですが、このぐらいの数があると、減少もなにも…多すぎます。
減少のペースも過去30年の間で、だんだんとペースが鈍くなっているようです、
さらに核兵器の全体的保有量とは対照的に、運用状態の戦力としてである軍用核兵器の数は、増え始めているようです。
世界の核弾頭数を見てみます。
・ロシア 5977
・アメリカ 5428
・中国 350
・フランス 290
・イギリス 225
・パキスタン 165
・インド 160
・イスラエル 90
・北朝鮮 20
フランスとイスラエルは比較的一定。
中国、インド、北朝鮮、パキスタン、英国、ロシアは保有数を増やしているようです。
2. 核兵器が使われたら
核兵器の爆発の被害は凄まじいものだと分かりますが、それ以外にどのような被害があるのかをまとめました。
○外部から救助ができない
核兵器が使われると、その地域では放射能汚染が地域一帯に広がります。
被ばくした地域に救助をしよう試みようとも、救助した人が放射能汚染の影響受けるため、外部救助ができないようです。
○女性の方が放射能の影響を2倍受ける
被ばくした場合の発癌率や死亡率を研究した報告があります。
女性の発癌率は男性よりも60%も高く、また女性の死亡率は50%も高くなります。
女性は、子宮や乳房があるので、そういった体の部分にも影響があるようです。
女性は男性より放射線の影響を受けやすい!? | 日刊SPA!
○気候変動につながる
核の爆発が起こると、大規模火災を引き起こし、大気中にススがまい、日光を塞いで地表まで届かないようにしてしまうようです。
その後、気温の低下や降水量にも変化があると予想されています。
○全世界が食糧危機に
「気候変動につながる」でもお伝えしましたが、核の爆発が起こると気候変動につながります。
そうなると、食糧の生産にも影響が出て食糧危機につながります。
また放射能の汚染の影響も食糧危機につながります。
インド・パキスタンが核戦争を起こし、戦争勃発後の2年間での飢餓に関する死者が25億人に達すると推定され、アメリカとロシアでは50億人に達する可能性があるとされています。
食物学:核兵器の爆発による世界的な飢饉とそれに伴う死亡者数のモデル化 | Nature Food | Nature Portfolio
3.小型核兵器について
小規模の核兵器なども問題として取り上げられています。
小型の核兵器の威力は、広島と長崎に落とされた原爆の威力とは変わらない威力を持つものあるようです。
小型の威力は小さいとは言われますが、核に威力の小ささはないと言われています。
それは、ひとつ小型のものを使うと、過去の使ってこなかった境界が崩れ、使いやすくなることが威力の小ささは関係ないと言われています。
冒頭でもお伝えしましたが、気候変動については学んできましたが、核廃絶についてあまり勉強する機会が少なかったです。
核について知ると、気候危機と同様に考えていかないといけないことだと思いました。
ぼくがこれまで核廃絶について知らないことが多すぎたということは、おそらく、ぼくの周りにいる方も、核廃絶について知る機会が少なかったと思います。
これから、周知するためにも、核廃絶について学び、皆さんにお伝えすることがぼくができることだと思いました。
今日も読んでいただきありがとうございます!
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