気候変動に関する大事な言葉?単語?について!
地球温暖化が深刻化してきています。
世界の政策を見ても、気候変動対策を主軸においた国づくりをしていますね。
しかし、気候変動に関する単語はわかりにくいものも多いため、今回は単語の意味をご紹介します!
1. 炭素予算
2. 損失
3. 損害
4. 気候難民
1. 炭素予算
炭素予算とは、社会・文化の発展とともに、人類が環境を作り変えた人間活動を起源とした、気候変動による地球の気温上昇を一定のレベルに抑えるために、温暖化の原因となる温室効果ガスの累積排出量(過去と将来の排出量の合計)の上限値のこと。
ごめんなさい。わかりにくいですよね、ぼくもこの文ではあまりよくわかんないです。
つまり、炭素予算とは、
これまで人間が出してきた温室効果ガスを計算して、将来にあとどのくらい温室効果ガスを出してしまったら、地球は後戻りできなくなるのか。
みたいな認識です。
温暖化を1.5度未満に抑えるためにも、この炭素予算は、各国の政策や企業にとって地球を守るためには必要なものとなってきます。
もし世界中の人々が、いわゆる裕福な国の人々と同じような生活を送るとなると、地球が4.2個分必要とも言われています。
残りの炭素予算を無視してしまうと、自然災害の影響で故郷を追われる日がすぐに訪れる可能性があります。
2. 損失
今年(2022年)の気候変動を止めるための国際会議であるCOP27(第27回気候変動枠組条約締約国会議)で、主要議題となった「損失と損害」。
まず、損失について、どのような意味があるのかお伝えします。
損失とは、人間の生命が失われるように、完全に失われたもの。
人間の命だけでなく種、生態系のことも指します。
いったん失われたら、もう二度と戻ってこないものが損失です。
いくらお金をかけて戻そうとも、失われたものを指します。
3. 損害
続いて、損害です。
損害は、お金や資源があれば修復できるものを指します。
嵐などで壊れてしまった建物は、お金があれば修復できます。
災害で作物を失っても、来シーズンに収穫できる可能性があります。
このように、費用はかかるが修復可能なもの、資源があれば修復可能なものを、損害と呼びます。
この「損失と損害」ですが、2022年11月に開催された、COP27(第27回気候変動枠組条約締約国会議)で、「損失と損害」を受けた国々への支援を目的とする基金を創設することが合意されました!
しかし、詳細はまで決まっておらず、誰がこの基金にお金を払うのか、財源はどこから来るか、どの国はが恩恵を受けるのかにうちては決定されてい内容です。
温実効果ガスの排出割合の多くを閉めるのが、日本を含む裕福な国です。
しかし、一番に温室効果ガス排出を原因とした気候変動の影響を受けるのは、途上国と言われる国々です。
僕たちは、温室効果ガスの排出している国だということを、「損失と損害」の国々への資金創設のために、自覚する必要があります!
4. 気候難民
気候変動によって、故郷を追われる人々のこと気候難民と呼びます。
世界各地で、気温の上昇と自然災害がますます多くの人々の暮らしを不安定にしています。
食糧不安は急速に、地球上で人間に対して、重大な脅威になりつつあります。
世界の人々は気候変動にによって、移動を追いやられています。
2070年までには、現在30億人ほどが暮らしている地球上の約2割の土地が、人の住めない場所になると研究者たちは推論しています。
変化の多発地帯は、すでに最も暑くなっていて、人口が最も多く、かつ急速に増えている赤道地域一帯です
サハラ以南のアフリカは約10億人の人々が暮らす地域で、今後数十年間に2倍になる可能性があると言われています。
しかし、水不足や水質汚染の危機に直面しています。
南アジアと東アジアも、猛暑と湿度が、人口が多い地域を迫りつつあり、移住が大規模で発生する可能性のある場所となっています。
この地域ではおよそ8900万人が、国内の避難を迫られるだろうと世界銀行は見積もっています。
続いて、中央アメリカ。中央アメリカでは干ばつが長引き、生育期は短くなり、嵐は規模と破壊力を増しており、温暖化が最も進む場所の一つとなると予想されています。
世界銀行は、2050年までに、中米諸国で1700万人もの人々が国内避難を強いられると予測しています。
その言葉の意味や背景と一緒に説明しました。
いかがだったでしょうか!
なんとなく理解できましたか?
もっとわかりやすくお伝えできるように勉強してきます!
ちなみに、今回の投稿で参考にさせてもらったのは、こちらの本です。
少し難しく感じますが、かなり勉強になるので、気候変動に興味がある人でも、それなりに勉強してきた人でも役に立つ本だと思うので、ぜひご一読を!
今日も読んでいただきありがとうございます!
じゅんじのブログでは、エシカルライフスタイル、サステナブルライフスタイル、環境問題を中心に、皆様に届けて行きます!