◾️今回の記事は「20代でなってよかった”無職”のこと」についてです
僕は大学を卒後し、
今年で社会に出て
4年目になります。
去年の9月の１ヶ月間、
無職の時期がありました。
当時の貯金は10万円ほどあり、
お金に変わるスキルはありません。
無職の時期は
やっぱりメンタル的に辛かったのですが、
とても大切なことを学びました。
今回は、
「20代で無職を経験してよかった」
をお伝えさせてください。
【目次】
あるブログから…
先日、あるブログを読んでいました。
そのブログの内容は
書き手の方が、
「20代のうちに経験してよかったこと」
を紹介していました。
経験に投資する、
本を読む、
ひとり旅をする、などなど…
その中の一つに
「無職になる」
がありました。
社会人で無職になることは
とても怖いこと。
働かなくて
お金を生み出さない自分は
ダメな自分。
しかし、無職でも生きていける。
無職でも価値があるって思えるようになった。
という内容の記事です。
僕も無職の経験があり、
とても怖くて、
自分の将来がとても不安でした。
しかし、
このブログの内容の通り、
自分に価値があることを認識しました。
僕も、「20代で経験してよかったことは?」
と聞かれると、
”無職になったこと”
とお答えします。
無職のときの心情
無職のときは、
心底不安です。
お金を生み出すスキルはなくて、
ずっと仕事がないままかもしれない、
無職の自分は恋愛もできない…
社会的な目も怖くて、
自分に価値がないように感じました。
YouTubeなどで、
無職に関連する動画を見ていると、
無職であることをさらに不安にさせます。
「無職を価値の無い人間とする」
そんな動画のコメントは多く、
さらに不安になります。
そして勝手な思い込みをしてしまいます。
外に出ると、誰からか
「外に出歩かないで働け」
家にいると、
「平日の昼間に家にいて無職だ」
と言われている気がして。
それでも
「無職になって良かった！」
と感じています。
無職のときに経験したこと！
無職になったことで
心情は辛かったのですが、
辛いだけではありません。
無職になり、
自由な時間だけは
誰よりもありました。
福岡から大阪まで
50ccのスクーターで移動する
旅をしました。
約1年前も同じようなことを
していたんです。笑
その旅では
たくさんの方にお会いし、
初めて会った方の家に寝泊まりし、
初めての方の仕事の手伝いなんかも
経験しました。
旅から帰ってきても
無職には変わりませんが
毎日忙しかったことは覚えています。
図書館で絵本から学術的な本を読んだり、
森で自然の観察をしたり、
仕事の作り方の勉強をし、
社会課題の勉強したり、
政治の会議の場に参加したり。
無職になり、
お金は生み出してはいません。
しかし、
１ヶ月で濃い経験をし
人脈も大きく広がりました。
不安は取り除けていませんが…
どん底の不安と最高な経験から
無職になり
これまでにない
たくさんの経験をしました。
そんな最高な経験をしましたが、
心はどん底の不安のままでした。
無職で将来が不安な時期だからこそ、
働けない方の痛みがわかりました。
そして最高な経験をしたからこそ、
僕が生きる価値がわかりました。
ひとりひとりを
仕事できる・仕事できない
だけのレンズで見るではなく
その人の得意分野をよく見るようになりました。
この経験から、
僕は自分のやりたいことを
"まっすぐ"にできる人になろう！
って決意しました。
仕事をするデスクには
小さい紙に
"まっすぐに！"
と書いて貼っています笑
ちなみに余談ですが、
最近、ある会社の面接がありました。
面接の質問で
得意なことをきかれた際、
「僕、得意なことひとつあるんです。」
と言って、
そして、間を置いて、
「僕、人の得意なことを見つけることが、
すごく得意なんです…」
と、秘密を打ち明けるように言うと、
面接官からお褒めの言葉をいただけますよ。笑
(保証はできません。)
(ちなみにまっすぐに生きたかったので辞退しました。)
２０代のうちに
生活が困難な人の痛みに気づき
自分の価値に気づけたこと、
そしてまっすぐに生きたいって思えたこと
やっぱり無職になって良かった…
今日も読んでいただきありがとうございます！
このブログは、Z世代のじゅんじが提案、
「ムダな時間とスロー(自然のリズム)を大切にしていこう」を発信するブログです。
( by地球と自分を大切にする暮らしの実験室。)
〈関連記事〉
