Junji 自然to暮らしのデザイナー@GlocalGreenLifeLab

地球と自分を大切にする暮らしの実験室

6冊の社会問題・環境に関連した本

こんにちは。

じゅんじです。

"自然とつながるサステナブルな暮らし"

"自分を大切にするセルフケア"

をテーマに記事を書いております。

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過去の記事から、おすすめする記事

junji-greenlab.hatenablog.com

メンバーシップを始めます。

過去記事を1980円でどれでも読めます。

 

前回の投稿で、

天神の路上で本を並べて

社会問題や戦争に対して考える企画の

活動報告をシェアしました。

junji-greenlab.hatenablog.com

今回の記事では、
その中で僕が持ち込んだ本をご紹介させてください。

僕は当日に来れない方の本を36冊預かっており、
その36冊の本を持っていくことになっていたため、
より軽い自分の本を持ち込みました。

そして多くの方が本を持って来られることを見込み、
持って来られる方の本と被らないように
選書しました。

僕が持ち込んだ本は6冊。

ではご紹介します。

『故郷の味は海をこえて』

日本に住む「難民」と言われる方が、
日本での暮らしや
故郷を離れざるを得なくなった理由を、
フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが書かれた本です。

僕たち人類に共通する「食」を通じて、
そして異なる文化や国の情勢に触れていきます。

同じ人間であるのに
生まれ場所が違うだけで
こんなにも"生きることの難しさ"が変わってしまうのか、
と一層感じました。

「海外の政治が違うから」
では"済まされない"ことが
この本を読んでわかります。

平和で優しい国と言われているはずの日本は、
助かる手段としてこられた方に対して
どのような姿勢であるのか…

僕たちが「難民」について
言葉の意味の捉え方から"差別"をしていたことが
わかりました。

故郷の味は海をこえて』は
小学生にも対象の本です。

大人が理解し、
一緒に勉強していくことを薦めたいです。

絵本『地球の秘密』

12歳の日本の小学生が、
環境問題についての絵本『地球の秘密』を
生み出しました。

 

この絵本の誕生後、
著書である坪田愛華さんは亡くなられました。

 

1人の12歳の方が
地球環境への想いを絵本にした、というより
「ひとつぶの地球の尊さ」や「命の尊さ」を
絵本したように感じます。

 

僕たちのような大人では
表現できそうにない絵のタッチで
素敵な絵本です。

 

1991年につくられた絵本ですが

 

"今"読んでおきたい一冊です。

絵本とストーリーから

心に残る一冊として

路上に並べさせていただきました。

 

 

民主主義ってなんだ?

小説家であり明治大学名誉教授である高橋源一郎さん、
そして元SEALDsのメンバーとの
対話形式になった著書『民主主義ってなんだ?』です。

SEALDsは当時、学生で集まり
デモなどを企画し
政治への平和的な外交や安全保障を訴えました。

この書籍では、
民主主義についてや
SEALDsの運動の背景などの内容が含んでいます。

SEALDsが注目を集めていた頃、
僕は義務教育を受けていて
SEALDsの存在は知りませんでした。

僕が社会問題に取り組み、
政治の分野に近づいた時にSEALDsを知り、
SEALDsから学ぶことが多くありました。

この本は数年前に読んで、
内容も忘れてしまっていたので
また読み返したいです。

『ハチドリのひとしずく いま、私にできること』

この本のストーリーは以前も
何度か紹介させていただきました。

小さなハチドリがたった1匹で
森の火を消そうとする、
絵本としては短いものがたりです。

現在、問題に向き合っている方に
勇気を少しでも与えることができたら、
と思いを込めて
ハリドリのひとしずく いま、私にできること』を選びました。

『クライメート レジスタンス ハンドブック』

気候危機を止めるために、
僕たちのような市民ができる
「運動」に特化した本です。

ここで言う「運動」はスポーツではなく、
デモや署名などの、
市民が暴力的な解決ではなく
社会を変えようとする運動のことです。

こういった「運動」は
暴力的なイメージを持たれるかもしれませんが、
暴力的なのは、
権力を持つ側であることが多いように感じます。

市民運動の組織の作り方や
どのようにキャンペーンを打っていくのかなど、
すぐに実践もできるような内容です。

企業や政治が、
僕たちの暮らしを見ていないときは
僕たちの方から問いかけることができます。

気候危機だけではなく、
人権問題に関わるような問題を
僕たちから止めるように呼びかける方法を
この本から学べれます。

350jp.org

『バオバブの記憶』

ドキュメンタリー作品
バオバブの記憶』のパンフレットを
持っていきました。

去年の旅する生活で
古本として売られていた
このパンフレット見つけ、購入しました。

アフリカの象徴的な木、バオバブ。
バオバブと人々は"一緒に"過ごしていました。

バオバブのような巨木は
土を支え、生き物の生活圏を作り、
水を蓄え、日光のエネルギーを吸収し
新たな生命も作ります。

バオバブのような巨大で
命を支えてきたものでさえも
"お金"に価値を変えてしまいました。

「お金」と「命」を考え、
自然が人々支えてきたことを
思い出すためにこの本を選びました。

 

画像

選書の時間はとても楽しかった。

誰かに読まれる姿を想像しながら
「何を受け取って欲しいのか」を
考えながら選書する時間は
僕にとって豊な時間でした。

「好きな本をみんなで読み解いていく」
そんな時間が好きなんですよね。

自分以外の視点・気づきを知ることが
本当に楽しんですよね。

そんな時間を作れる豊さを持ちたいな。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

次回もお楽しみください。

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