竹炭はすごいらしい!
先日、竹炭を大量にいただきました!
健康食品として竹炭を使った料理とか、畑に使うと土壌に良いよ、みたいなことは聞いてたのですが、なぜ良いのかや使い方などは知りません。
なので、竹炭の何がいいのか、どう使えばいいのか、今回調べました!!
せっかくいただいた竹炭なので、今回調べたことから実践してみて、「こんな気づきがあったよ!」みたいなのを共有できたらと思います!
竹炭の活用方法ですが、わたしがあまり料理なんか得意ではないので、畑とかガーデニングの土関係に使いっていこうと思います!
#土関係って言葉あるの?
そんなこんなで、竹炭のすごいとこ、使い方を、どうぞー!!
#ちくたん
#たけすみ
#どっち?
〔目次〕
1. 竹炭のすごいとこ!
1-1 多孔質構造
1-2 水素イオン吸着効果
1-3 灰ミネラルの効果
1-4 消臭効果
2. 竹炭の力はこういうとこに活かせる
2-1 家庭菜園としての活用
2-2 ガーデニングでの活用
2-3 生ごみコンポスト・生ごみ消臭での活用
3. 使い方
3-1 家庭菜園としての使い方
3-2 鉢・プランターでの使い方
3-3 生ごみコンポストでの使い方
4. わたしのこれからの竹炭の使い方
1. 竹炭のすごいとこ!
1-1 多孔質構造
竹炭の特徴は、表面に非常に小さい穴がいくつもある、いわゆる多孔質構造になっています。
この多孔質構造には、いくつかのメリットを引き起こします。
ひとつめは、微生物の棲家になることです。
棲家としているこの微生物が、いい役目をする微生物なんです。
有機物を発酵させたり、太陽エネルギーを固定したりする良い役目の微生物、通称「有用微生物」と呼ばれています。
その有用微生物が竹炭の多孔質構造を棲家としているんですね。
この有用微生物の増加は、連作障害を防ぐことにも役に立つのです。
連作障害について説明します。
連作は毎年同じ場所に、同じ作物を栽培すること。
連作によって起こる障害とは、土中の病菌や植物に寄生する虫であるセンチュウの密度が高くなることによって、土中の栄養が不足して野菜の育ちが悪くなることです。
現代農業において、連作障害を起こすセンチュウの防ぎ方は、農薬によって抑制しています。
なので、竹炭を土中に入れることで、農薬を使うことを防ぐことができます。
ふたつめは、土中の団粒構造をつくること。
団粒構造とは、かなり小さい土の粒子のかたまり、集合体のことです。だんご状の土のかたまりが、バランスよく混ざり合って、適度な隙間を作っています。
この団粒構造が、通気性や排水性を良くし、有用微生物を多く繁殖させるんです。
1-2 水素イオン吸着効果
竹炭には、水素イオンが吸着しやすい性質を持っています。
竹炭は、水素イオンがアンモニアや硫化水素に変わる前に、水素イオンを吸着します。
さらに、土壌の有害物質を吸着し、水や糖などに変える効果があります。
水や糖に変えることによって、病気に負けない健康的な野菜が育ちます。
1-3 灰ミネラルの効果
竹炭は、ケイ素とカリウムが、木炭の3倍以上も含んでいます!
ケイ素とカリウムは水に溶けやすく、根・茎・葉を育てるのに大切な栄養です。
1-4 消臭効果
1-1の「多孔質構造」に関わることですが、この多孔質構造がアンモニアなどの悪臭となる物質を吸着します。吸着させることによってニオイの発生を防ぎます。
2. 竹炭の力はこういうとこに活かせる
2-1 家庭菜園としての活用
土中の有用微生物の増殖や、水素イオン吸着効果によって土壌の改善。
水素イオン効果や灰ミネラル効果によって、農作物を病気に負けない健康な作物に育ち、美味しい野菜を育てます。
2-2 ガーデニングでの活用
鉢底石の補強として、水はけを良くして根腐れの抑制や、有用微生物を増殖や、花や観葉植物のミネラル補給をします。
また、飾りとして使う化粧石として使用し、屋内の消臭効果に役立てます。
有用微生物の力を活かし、有機物分解を早め、発酵を促進。
また、ニオイを吸着させたり、余分な水分を吸い取り生ごみの減量に活かすことができます。
3. 使い方
3-1 家庭菜園としての使い方
大きさは1cm以下に砕いた竹炭を使用すします。
田んぼ・畑に竹炭を活用する場合、1a(100平方メートル)あたり、5kg~10kgの竹炭を鋤き込み、土とよく混ぜます!
3-2 鉢・プランターでの使い方
鉢やプランターの土壌改善に竹炭を活用する場合は、土の量の3%程度を目安に、よく混ぜ込みます。
鉢の底の、排水穴から虫の侵入を防いだり、水と一緒に土が流れだしてしまうのを防ぐ鉢底ネットの補強として活用する場合は、
鉢底ネットの上に、深さ2割〜3割程度の竹炭を敷き詰めます。
化粧石として活用する場合は、鉢・プランター・花壇の表面が隠れる程度に、竹炭を敷きます。
3-3 生ごみコンポストでの使い方
園芸、畑での使用方法と同じく、1cm以下に砕いた竹炭を使用します。
生ごみ1kgに対して、竹炭300gを使い、温度は20℃程度に保温しておくと、約1ヶ月で堆肥化できるそうです!
4. わたしのこれからの竹炭の使い方
畑・田んぼ・ガーデニング・生ごみコンポストでの使用方法を見てきました。
わたしは、実家の庭を自然農、または有機栽培で育てた「エディブルガーデン(=食べれる庭)にしたい」という、目標があるため、畑の土壌改善として使用して行きます!
また、コンポストも庭で作っているので、コンポストでも竹炭を使っていこうなと思います。
竹炭の活用方法がわかったところで、次は実践する場です。
どんな方法で竹炭を使って、その後の土壌はどうなったかなどを、実験しながらお伝えして行きます!
あー楽しみ!楽しみ!